「離さないキミが悪いんだからな…」
投稿された写真には、持ち上げたワカメをつかんで離さず、くっついてきたカニの姿が。「離さない!」という強い意志が感じられますね。家族で海にメカブやワカメをとりに来た時に撮影した写真だといいます。
カニさんは、そのままワカメと同じ容器に入れられ、料理されておいしく食べられてしまいました。
「美味しくされちゃいましたね😋」
「あまりにも貪欲だったので代償を払わなければならなかったのです(笑)」
「一緒に居られて照れてるのか、赤くなっててかわいい...」
「味噌汁の中でも離してなかったら完璧だった」
投稿には、運の悪かったカニさんに同情の声が寄せられました。投稿された猫ひさし(@nekohisashi919)さんにお話を聞きました。
ーーいつ頃どのあたりで撮影されたのですか?
「2月10日の夜で、場所は関東近辺の海です」
ーーどんな状況でこうなったのでしょう?
「ワカメ(メカブ)を食べたいと思い採りに行き、メカブを採っている最中に見つけたので捕まえました。一緒に来ていた家族に見せようとワカメと同じ容器に入れました。
帰る間際にメカブを軽く洗おうと思い、容器から取り出そうとしたところ カニがぶら下がってきました。カニはイシガニという種類です」
ーーこれを見た時の率直な感想は?
「『こいつ、離してくれないんだけど…』でした」
ーーなぜ食べようと思ったのでしょうか?
「メカブを離さなかったのでそのまま持ち帰って食べようと思いました。美味しいのは知っていたので」
ーーお味の方はいかがでしたか?
「身の味は甘味が強く、味噌汁も旨みの強い良い出汁が取れました」
猫ひさしさんは「海辺で自分で採って食べる味は格別ですが、漁業権が設定されている場所の確認や、毒のある生き物もいるので気を付けて楽しんで欲しいです。また、乱獲による数の減少なども気にして楽しんでもらえるとありがたいです」と話してくれました。