能登半島地震では、多くの人たちが避難所のきびしい環境下での生活を余儀なくされていますが、警視庁災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)では、避難生活などで役に立つ「ダンボールの使い方」を紹介しました。
頭部をダンボールに入れて
上の蓋のみが開いている状態でダンボールを横に倒し、そこに頭を入れて寝転ぶというもの。ダンボールのサイズは「頭が入る程度」で良いそうです。ダンボールに頭部を入れると防寒になるだけではなく、「目の前が暗くなる」ことや「周囲の音が防げる」ことで就寝しやすい状態になるそうです。また、枕元に貴重品を入れておくと「盗難防止」にもつながります。そして、万が一地震などで避難を要する状況になっても「頭部をダンボールで守る」ことができ、貴重品も忘れずに持ち出せます。
この投稿に対しては、実際に避難所生活を経験した方から「良い!音も気になったし、避難所の体育館は就寝時間でも暗くならず眠れなくて辛かった」というコメントもあったそう。また、「貴重品の管理がしやすくて良い」という感想も寄せられています。
同アカウントでは毛布の活用法や「即席ダウンジャケット」をカッパで作る方法、ペットボトルと懐中電灯をランタンのように使う方法など、地震や災害時の防災に役立つ情報を他にも発信しているのでぜひ試してみましょう。
▽出典:警視庁災害対策課の公式Xアカウント/ダンボールに頭部を入れると就寝しやすい
https://twitter.com/MPD_bousai/status/1744588210259583050