羽田空港で2日に発生した、日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故。炎上したJAL機から乗客367人全員が脱出したニュースは、海外でも驚きを持って伝えられました。事故翌日、JALの公式インスタグラムが海外の利用者向けに英文のお詫び文を掲載すると、「JALクルーはすばらしい仕事をした」「本当によくがんばった」など、乗員らをねぎらうコメントが殺到しています。
「クルーは本当によくがんばった」「訓練のたまもの」
注目を集めるのは、日航の海外向け公式インスタグラムアカウント「Japan Airlines Global」が3日に投稿した英文メッセージ。冒頭で海上保安庁の航空機と接触し炎上した事実を伝え、亡くなった関係者に対し、お悔やみの言葉が述べられています。さらにJALの搭乗客や家族にお詫びをした上で、3月末までの同社グループの航空券を予約した顧客には変更や払い戻しをする旨を説明しています。
この投稿に対し、海外のユーザーを中心に460件を超えるコメントが寄せられています。内容は「JALのクルーたちは本当によくがんばったと思う」「JALは世界に真のプロ意識と安全性を示しました」「JALクルーはすばらしい仕事をした」「謝る必要はありません」「乗客を全員避難させたクルーはすごい」「日頃の訓練のたまものですね」「クルーたちも怖かったでしょうに」「これからもJALに乗ります」など、乗員らの仕事ぶりをたたえ、ねぎらうものがほとんどです。
尚、日本語版は同社公式Xアカウント「JAL 運航情報【公式】」(@JAL_flight_info)にも投稿されています。全文は次のとおりです。
「1月2日夕刻、JAL516便が羽田空港に着陸した際、海上保安庁の航空機と接触し滑走路上で炎上しました。お亡くなりになられた海上保安庁の関係者の方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
また、当社便にご搭乗されていたお客さまやご家族の皆さま、関係の皆さまには大変なご心配、ご迷惑をおかけしていますことを深くお詫び申し上げます。当社は国土交通省運輸安全委員会の事故調査に全面的に協力してまいります。
この事故の影響を考慮し、3月31日までにJALグループ便のご予約をお持ちのお客さまの航空券につきまして、手数料をいただかずに変更、払い戻しを承ります。」(1月3日投稿から引用)