寒い季節、こたつやファンヒーターの前から離れられなくなっている人も多いのではないでしょうか。12月のある日、ヒーターをつけるほどでもなかったお昼間、柴犬もも(@momonosekaiii)さんは、思わずスマホを向けた衝撃的なシーンを目にしました。
「いよいよ自分で運転スイッチ押そうとしてる犬」
そんなつぶやきと共にX(旧Twitter)に投稿されたのは、ファンヒーターの電源ボタンに手をかけてスイッチを押そうとしている……みたいに見える柴犬の姿!賢い柴犬さんの姿に多くのコメントが寄せられました。
この辺を押せば「ぬくぬく」に!
「天才☆」
「かしこ過ぎる」
「見よう見まねで学習している!?」
「飼い主さんはこの辺を押してたよなー」
こんな驚きの声が集まったのは、5歳になる柴犬の女の子、ももちゃん。豊かな表情でたびたび話題になる人気のワンちゃんです。
「学習能力すごいねー。消すのも覚えるかな~」と、その賢さに関心するコメントも寄せられたももちゃんについて、飼い主さんにお話を聞きました。
ついにヒーターに手をかけ、カリカリと…。
ーーどんなタイミングでももちゃんの様子に気づかれたのですか?
「この日も寒かったのですが、昼間はヒーターをつけるほどでもなかったので消していました。始めはいつものようにヒーターの前に座っていたのですが、ヒーターに手をかけてカリカリと…その音で気づきました」
ーー寒がりなももちゃんはヒーターの前でぬくぬくするのが大好きなのだそうですね。
「ももは家族がヒーターを点けるタイミングを察して、いつも先回りしてヒーターの前で待機しています(笑)。先日、ヒーターが突然つかなくなってしまったのですが、掃除をしたら無事に復活しました。ヒーターを掃除している間も、ももは側を離れず見守っていました。再びヒーターから温風が出た時は、定位置(ヒーターの正面)をしっかりキープして嬉しそうでした」
ーーももちゃんはボタンを押すと点火するという、ヒーターの仕組みを理解している…?
「いいえ…。残念ながらこの時も電源ボタンとはまったく違うところを触っていました。そもそも、肉球ではボタンを押せないみたいです(笑)。ただ、ヒーターから温かい風が出ることは理解しているようで、点いてないヒーターの前でじっと待つことがあります。ヒーターを点ける際の家族の行動を、じっと観察しているようにも感じます…」
◇ ◇
ヒーターの前が大好きで、飼い主さんの行動をしっかり観察している賢いももちゃんの安全と火災防止のため、飼い主さんは普段からヒーターにチャイルドロックをかけるなど、安全対策には十分に注意を払っています。
「我が家ではヒーターがある部屋に家族が誰もいなくなる時は必ず電源を消していて、留守にする時はコンセントから抜いています」(柴犬ももさん)
2024年も可愛い姿をたくさん見せてくださいね、ももちゃん。