気をつけないと郵便物が盗難に遭いかねない? 郵便ポストのはらむ意外な脆弱性が話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

郵便物が盗難に遭いかねない郵便ポストの脆弱性がSNS上で大きな注目を集めている。

きっかけになったのは漫画家のるかぽんさん(@rukapon)が投稿した漫画「町中のポストを使う時、これを知ってないと手紙が盗まれる可能性がある話」。

るかぽんさんは以前、郵便ポストに投函した手紙が相手に届かず、追跡情報を確認しても集荷すらされていなかったという。調べると、郵便ポスト内には仕切りが無く、フレームにかけられた袋が二つ入っているのみ。つまり、レターパックなど大きな封書が一度フレームに引っ掛かってしまうと、その後の投函物は投函口に手をつっこめば難なく取れてしまうというわけだ。

郵便ポストがはらむこの意外な脆弱性…SNSユーザー達からは

「オシャレポストにばかり金かけるより、安全な頑丈な丈夫な大きなポストを増やしてほしいものだ。年寄りが投函したつもりで外に出てしまうケースもあるらしいしな。」
「ポストを設置している店舗に勤務していますが、その袋にうまく入っていなかったのか郵便局員さんが回収時に何通か郵便物を落としていってしまったことがあります。差出人側の落ち度ではありませんが、きちんと押し込んだ方が良いと思います」
「驚きました、そういう事があるんですね。
これからポストにはレバー式で落とした後は鉄板で封をして、入れ口から取り出せないようにして欲しい。」

など数々の驚きの声が寄せられている。

投稿した漫画家さんに聞いた

るかぽんさんに話を聞いた。

ーー今作を描いた経緯、思いを。

るかぽん:オタクなのでグッズ交換やメルカリ等で郵便物を出す機会が多いのですが、近所のポストで漫画に書いたきっかけの発送品未着事故が起こり、対策として調べたことを漫画で広めたいと思いました。回り回って郵便事故が減ればいいなと思います。

ーー投稿が反響を呼びました。

るかぽん:引用などで、いろんな方から共感や勉強になったというお声をいただき、書いてよかったなと思っております。多い声が「こういうことを防ぐために郵便局窓口から出している」というもので、確かにそれが一番安全だと思ってます。しかし、ポストを使わざるを得ない時があります。そんな時に、最後の必殺テクニック「手を中に入れてパタパタ」をご活用いただけたら幸いです。

◇ ◇

読者のみなさんが郵便ポストに投函する際は、必ず郵便物を下まで落とすよう心掛けていただきたい。

なお、今回の話題を提供してくれたるかぽんさんはSNSを中心に、体験談やトラブル談を題材にしたエッセイ漫画を多数発表している。代表作「#1ヒドい腰痛でほぼ寝たきりになった人の話: 痛みのはじまり 腰痛トラブル漫画」をはじめ、作品はSNSやKindleで無料で読める他、書き下ろし漫画同人誌でも発表。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

るかぽんさん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/rukapon
kindle「#1ヒドい腰痛でほぼ寝たきりになった人の話: 痛みのはじまり 腰痛トラブル漫画」:https://amzn.asia/d/3UkAsbf

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