子どもの発想力には驚かされるといいますが…6歳の女の子が作った人形の洋服が、SNS上で話題です。ディズニー作品「リトル・マーメイド」に登場するアリエルの人形に夢中の女の子。ある日突然、はさみで自分の靴下を切り始めたかと思うと、人形に着せ始めたという。靴下の柄は、アニメ「ポケットモンスター」のキャラクター・イーブイ。母親は「そんなの着せるの?麻袋!?」と焦ったというが、完成したワンピースは流行りの肩出しスタイルで、かわいい仕上がりに!その後、まだ驚かされることがあって…。
「逆さまだったの直したよ」
投稿したのは、X名・Rimi a.k.a.かーかさん(@2017Rimi)。娘は普段から、全身真っ黒の服に黒い猫耳、尻尾のコスチュームを付けて猫になりきり、母に「猫だからほっぺにヒゲを書いて」とお願いするユニークな女の子。母もアイライナーでヒゲを描いてあげるなど、興味をキャッチアップするようにしているという。
靴下で洋服を作り始めたのは12月上旬。「アリエルの人形に着替えがなかったから、欲しがるかな…バービー人形の服が着られるかな…欲しがられたらどうしよう」と母親が悩んでいた頃だ。
最初は切り裂かれた靴下とはさみを持つ娘にショックを受けた。しかし、正しくはさみを扱っていたため一安心して見守っていると、ワンピースはすぐに完成。イーブイが逆さになっていたものの、流行りのオフショルダー。靴下の口ゴムが裾部分になっており、「意外とかわいい仕上がりでした」と振り返る。
その後、「逆さまだったの直したよ」と呼ばれて見ると、もう片方の靴下で上下逆さに直して再製作。さらに、つま先部分を切ってベレー帽にしていたという。「一着目はアイデアを形にすることに集中し、二着目は違和感のある部分をすぐに直していました。すぐに改善してみる姿勢が素晴らしいなと感じましたし、アイデアを柔軟にブラッシュアップしていくことの大切さを改めて教えてもらいました」と母は話す。
返信欄には、「20年後、この投稿を引用して『この時の娘がパリコレで使う衣装を作る仕事に就きました』となっていても、びっくりしないほどの才能あります!天才」とのコメントも。ちなみに、将来の夢は今のところ、魚の研究者だそう。