三菱UFJ信託銀行株式会社（東京都千代田区）は、一都三県（東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県）に居住している社会人及び学生約1万人を対象とした「働きたいオフィス・働きたい街ランキング」を公表しました。その結果、働きたいオフィスの条件は、社会人・学生いずれも「駅徒歩5分以内」が最多となりました。また、働きたい街については、社会人・学生いずれも「働く場所は気にしない」が1位となったそうです。
調査は2023年9月にインターネットで実施されました。
一都三県に居住する社会人3830人および学生362人に、「働きたいオフィスの条件」について複数回答で答えてもらったところ、社会人・学生いずれも「駅徒歩5分以内」（社会人51.6％・学生48.9％）が最多となりました。
次点以降をみると、社会人は「駅直結で雨に濡れない」（41.9%）、「ビルの清掃衛生・維持管理状態が良い」（36.8%）が続き、学生では「ビルの清掃衛生・維持管理状態が良い」（37.6%）、「ビル内に社員専用の食堂がある」（29.6%）という結果になりました。
次に、一都三県に居住する社会人6555人および学生417人を対象とした「働きたい街ランキング」をみると、社会人・学生いずれも1位「働く場所は気にしない」、2位「丸の内・大手町」、3位「新宿」、4位「横浜」、5位「日本橋」という結果になり、テレワークの普及など働く場所の多様化の進展が要因であることが推察されるほか、自宅の最寄駅からの通いやすさ（通勤時間の短さ）を重視する傾向がうかがえたそうです。
