家の中で物を失くす回数は月平均「3.2回」 紛失しないための対策、みんなどうしてる?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

「あれ?鍵はどこへ置いたかな?」…家の中で物を失くしてしまうことってよくありませんか。そこで、全国の10~70代の男女500人を対象に「家の中での物の捜索」について調査をしたところ、ひと月あたりの紛失回数の平均は「3.2回」にも及ぶことが分かりました。また、紛失対策については、7割強の人が「物の定位置を決める」と回答したそうです。

MAMORIO株式会社(東京都千代田区)が、2023年11月にインターネットで実施した調査です。

調査によると、全体の61.8%が「1週間以内に家の中で物を失くした(失くしかけた)」と回答。さらに、ひと月あたりの紛失回数の平均は「3.2回」にも及ぶことが分かりました。なお、「紛失の原因」については以下のような声が寄せられています。

▽使うカバンを変えて、財布や家の鍵を使うカバンに入れ替えるのを忘れる。
▽テレビのリモコンがいつも無くなっている。子どもが自分で操作できるようになり、あった場所に戻さない。
▽旦那と息子は使いっぱなしが多く、定位置に戻さないため私が使おうとする時に探すパターンがほとんど。
▽例えば「車の書類だから、ここでいいよね」といつも自家用車のダッシュボードに入れるのを「確定申告でも使うかもしれないし、とりあえずここ?」と、年金の書類と一緒にしまうなどすると、いざ自動車の点検の時などに使うとなった時に、「とりあえず」でしまったことを忘れて、車や保険の証書などのところを先に探してパニックになる。

続けて、「特に家の中で失くしやすい物」を聞いたところ、「鍵」(24.8%)や「スマートフォン・携帯電話」(24.2%)、「チケット・カード類」(11.6%)、「メガネ・メガネケース」(8.6%)などは上位を占めたほか、「その他」(14.4%)では、「書類」「アクセサリー」「靴下」などが挙げられました。なお、鍵を失くした際のエピソードとして以下のような声が寄せられています。

▽出勤前、いつもの場所にキーケースが無いことに気付き大慌てすることになりました。家の鍵と一緒に車のスマートキーも付いていて頼みのスペアキーも電池切れ状態。もう始業に間に合わないと思い、一旦落ち着いて電話をする為椅子に腰掛けた時お尻に違和感を覚えました。立ち上がり椅子の上にあるブランケットを退けるとキーケースがありました。そこでようやく前日どこに置いたか思い出しました。

調査結果から同社は、「スマートフォンや携帯電話は他の人に鳴らしてもらうなどで対策は取れますが、特に鍵の紛失は他の物と異なり、代わりが効かないため、紛失した際のダメージが比較的大きいものと言えます」とコメントしています。

最後に、「紛失を防ぐための対策」を複数回答で教えてもらったところ、「物の定位置を決める」(75.2%)が最多となったほか、「定期的に整理整頓を行う」(40.4%)、「家族や同居人と物の所在について共有する」(18.0%)などが挙げられました。一方、「特に何もしていない」(10.0%)という人も1割見られたそうです。

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