「長女の携帯、小学生の間は確認する約束をしてるんやけど 写真にこれを書いて保存してて 長女の中で人へ嫌な気持ちにさせんよーに努力してるんやなー。って思うと まだまだ子供やのにすごいな。。って思った」
このコメントと共にぷーmamaさん(@5kidsSinglemam)がX(旧Twitter)に投稿した2枚の画像に称賛の声が集まっています。
1枚目の画像は、スマホ画面に
・遊ぶ約束してもまだとかはやくと連絡しない
・1人ぼっちとか言わない。みんな用事してからくる
・遊べないって言われたらわかったまた今度遊ぼって言えるようにする
・既読になってもむししてるとかさみしいとかいじわるとか送らない
・人にえらそうにしない 自分が言われていやじゃないか考えてから話すようにする
と文章が打ち込まれています。
2枚目では画像情報(iマーク)のキャプションを紹介。そこには、
・送る前にかくにんしよう!なぜこの写真があるの?理由は、LINEでおくることを書いています。いらないことをおくらないようにするためです
と入力されています。
この画像は、ぷーmamaさんが長女さんのスマホに保存されていた写真画面を撮影したもの。LINEを使うにあたり注意すべきことを長女さんが自ら考えて打ち込み、写真として保存していたそうです。
この投稿に、
「ほんと凄いなって思います。心優しい子なんだろうなって凄く伝わりました」
「考え方も賢すぎる」
「これは沢山の人に当てはまるかも?」
「偉すぎ。気持ちを考えると泣ける」
「そんな娘さんに育てたお母さんあなたもすてきです。人を思い、考える。生きていく上ですごく大切ですよね。」
「見習わないと」
「大人でも大事なことを…子供ってすごいなぁ」
と、長女さんを褒めるコメントが寄せられています。
ぷーmamaさんに長女さんについてお話を聞いてみました。
相手の立場に立って行動できる大人になってくれれば
――長女さんは何年生で、いつからスマホを?
小学4年生の10歳です。スマホは1年生から持たせています。
――4年生!?しっかりされていますね。今回の画像はどういった経緯で目にすることに?
1週間に1回程スマホをチェックするようにしていて、たまたまチェックした日にこの画像を発見しました。
――画像キャプションに自分へのメッセージを記していることも本当にすごいです。娘さんは何か出来事があってこういった文章を?
3年生の頃に友達同士のLINEで、相手に対して不快な思いをさせてしまっているかもしれない…ということがありました。「もしあなたがその立場だったらどうする?」といった話をしたことがあります。それがきっかけになったかはわかりませんが…。
――思慮深く相手の気持ちを汲もうとしたり、自分の気持ちをコントロールするための工夫が素晴らしいです。スマホを持たせる際、他にも何かルールを?
「小学生の間は携帯を確認する」の他に、「LINE交換は同級生のみ」「家族の写真、友達同士の写真を写ってる人以外に勝手に送らない」としています。
――大事なルールですね。その後、スマホ上でのお友達とのトラブルなどは?
見聞きする限り、無いです。4年生になって学校でスマホの使い方を勉強したとも話していました。
――なるほど!学校でもスマホの指導があったのですね。娘さんへの称賛の声が続々と届いていましたが、ぷーmamaさんから見て長女さんはどんなお子さんですか?
長女は内気な性格ですごく繊細な子で、小さな事でも気にする子だと思っています。周りのことをよく見てるなぁと思いますし、幼稚園の頃から人の話をしっかり聞く子と言われていました。相手の立場になって考えてから行動言動ができるような大人になってくれればと思っています。
◇ ◇
LINE等のSNSやメールでのやりとりは、つい勢いのままきつく書いてしまったり、言い回しに誤解が生じたり、大人でさえ難しい部分があります。ましてや、子ども同士であればなおさらです。10歳の長女さんが友達とのやりとりで学んだことから自分の胸に刻むようにこの文章を打ち、お守りのようにしているのかな…と想像すると胸がジーンとしてきました。相手を思いやり、しっかりと心がけながらスマホを使っているのも偉いですね。
「自分が言われていやじゃないか考えてから」…我々大人も送信マークを押す前に、ぜひ一旦立ち止まりたいものです。
■ぷーmamaさんX(旧Twitter) https://twitter.com/5kidsSinglemam