2008年にデビュー。週刊ヤングジャンプ・セイコレジャパン2008でグランプリに輝き、グラビアアイドルとして一世風靡した吉川このみさん。
近年は“Aimi”名義でも数々のグラビア作品を発表し注目を集める彼女だが、今年に入って全国のフィットネス大会に出場。10月1日開催のベストボディ・ジャパン2023関西大会で優勝するなど、ビギナーとしては異例の好成績をおさめ話題になっている。
「パーソナルトレーナーとの出会いが後押しに」
彼女はなぜこのタイミングで新たなチャレンジを始めたのだろうか。話を聞いた。
ーーフィットネスに進出した経緯は?
吉川:フィットネスにはずっと興味を持っていたんですが、パーソナルトレーナーとの出会いが後押しになって今年から本格的なトレーニングを始め、大会にも出場しています。
これまでグラビアモデルとしてさまざまな表現にチャレンジしてきましたが、30代半ばを迎え活動方針の転換を考えてるようになりました。グラビアの仕事では少しずつ裏方に回り、フィットネスを新たな表現の舞台にしたいと思っています。
ーーフィットネスにどんな魅力を感じているのでしょうか?
吉川:前向きに努力している人が多いことでしょうか。心身ともに健康であることを目指している人が多い業界なので、人間として刺激になっています。
ーーアイドル時代とは心境の変化はありますか?
吉川:デビューしたての頃は、ライバルへの対抗心や嫉妬心にかられ、けっしていい精神状態ではなかったと思います。でもそれは自分に自信が無かったからじゃないかなって。努力を続け自分を認めてあげられるようになると、自然と接する人たちの良さや魅力も見えてくるようになり、それは仕事、プライベートにもいい影響になっています。
これからも精神的に向上したい、心を豊かにしていきたい。そして身近な人たちや後進にいい影響を与える存在になりたいという思うようになりました。
ーー最近はXやInstagaramにフィットネス系の投稿が増えています。反響はどうですか?
吉川:これまでは男性のフォロワーが99%だったのですが、女性のフォロワーが増えました。それも同年代の方からコメントがつくことが増えましたね。私のトレーニング風景や大会にチャレンジする姿を刺激、励みにしていただけていると嬉しいです。
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11月19日、両国国技館で開催されるベストボディ・ジャパン2023日本大会にも出場予定の吉川さん。人間としてもタレントとしても成熟した彼女の新たなチャレンジを見守りたい。
吉川このみ(よしかわ・このみ)
1989年1月14日、札幌市生まれ。2008年にグラビアアイドルとしてデビュー。同6月「週刊ヤングジャンプ・セイコレジャパン2008」LADIESグランプリ。近年は「Aimi」名義でも数々のグラビア作品を発表。2021年に起業し、芸能プロダクション、コンサルティング会社Aimistの代表を務める。
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