大阪芸術大学の校舎がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは映像作家の藤井亮さん(@ryofujii2000)が
「実物見ると改めて『なんで……?』と思うな。大阪芸大の校舎。」
と投稿した一枚の写真。
藤井さんが紹介したのは2021年に完成した芸術学部キャラクター造形学科の新校舎。シンデレラ城のモデルと言われ、白鳥城とも呼ばれるドイツ・ノイシュヴァンシュタイン城等をモチーフにしたその偉容は完成直後から話題になったが、たしかに冷静に見ると「なんで……?」と思ってしまう人は多いようだ。
藤井さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「ディズニーランドにありそうな建物ですね」
「卒業生ですが、河内長野の裏山にこんな建物があることが全く信じられません。ただただ驚いております。」
「デザイン学科の裏にとんでもないものが出来てしまったなあと………」
「国道とかインターの近くにあったら、ちょっと見間違う系だな。」
「ラブホやん!」
など数々の驚きの声が寄せられている。
今回の投稿について藤井さんに聞いたところ
「授業で大阪芸大を訪れた際の投稿です。なんというか実在してるけどCGのような嘘っぽさが面白いと思います」
とのこと。
筆者の出身校、大阪桐蔭中学校・高等学校の本館もその手のホテルっぽいと言われることがあるが、大阪では周囲の環境と不釣り合いな古城・洋館風の建築をよく見かける。県民性(府民性)なのか偶然なのかはわからないが、大阪がいつまでも大阪らしくあってくれることを願う。
なお今回の話題を提供してくれた藤井さんは昨年、NHK教育テレビジョンで放送された特撮ドラマ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」を監督しているが、大阪などの一部地域では、11月6日午前1:08からNHK総合1で「おやすみタローマンと、お知らせの窓辺」が再放送される。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
【※カルト人気を博すTAROMANとは?】(リンク)
藤井亮さん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/ryofujii2000
公式ホームページ:https://gosay.studio/