毎日バタバタと忙しい動物病院での一コマ。「振り向いたらこの状態で仕事してるスタッフがいました」
ハサミを持って作業をしているスタッフの股の間には、スッポリと収まる犬の後ろ姿が! そして、ほかの写真には「ドヤ!」と言わんばかりの誇らしげなワンコの顔が写っていました。
X(旧:Twitter)に投稿したのは、東京都足立区にある「大師前どうぶつ病院」 (@6pikuuOTUnIU9W6)。このドヤ顔のワンコは、チャポポちゃん(通称チャポさん)メス6歳。猫の手も借りたい状況を和ませるチャポさんの行動に、多くのコメントが寄せられました。
「シンデレラフィットですね」
「手伝ってます感」
「なんとなく、守られてる感の居場所なんかな」
「ベスポジでドヤ顔ですな」
「チャポさん、なんか落ち着くというお顔」
「スタッフさんも何も気にしてない雰囲気で仕事をこなすのすごい」
実は“遊んで!”のアピール
チャポさんは同動物病院に勤務するスタッフの愛犬。この時の状況を院長の中島 渉先生にお伺いしました。
ーーどういった状況だったのですか?
「スタッフが立っていると、自ら足の間に入ってくるスタイルです(笑)。ものの数分ですが、本人(チャポさん)は挟まれている感覚が好きなのか、いつも満足そうにしています」
ーーということは、よくあることなのですね。
「特に“今遊んで!”という時に、スタッフが気が付かない時や仕事中に、気を引くためにやっている感じです。当たり前に見る光景なので、こんなに反響があったのは想定外で、みんなで笑っていました!」
元保護犬で今は毎日出勤
毎朝スタッフと一緒に出勤し、一日をのんびりと過ごしているチャポさんですが、実は山口県の保健所から救い出された元保護犬です。こちらの大師前どうぶつ病院は、地域の動物医療以外に、長年保護活動にも携わり、「行き場を失った動物たちが後を絶たないのが現状です。そういった動物たちに目を向けていただける方が増えると嬉しいです」と、中島先生。
院内にはチャポさん以外に保護された数匹の猫や犬が平和に暮らしており、日々の生き生きと楽しそうな生活シーンをXの公式アカウントで公開。病院についての詳細は、公式サイトをぜひチェックしてみてくださいね。
■大師前どうぶつ病院 https://twitter.com/6pikuuOTUnIU9W6
■大師前どうぶつ病院公式サイト https://www.daishimae-ah.jp/
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・さとうまりこ)