ジャニー喜多川氏の性加害問題で、ジャニーズタレントのファンだった大学生の約4人に1人が「ファンではなくなった」と回答――そんな調査結果が、株式会社RECCOO(東京都渋⾕区)が運営するZ世代に特化したリサーチサービス『サークルアップ』の「ジャニー喜多川氏の性加害問題の具体的な影響」に関する調査で分かりました。
調査は、同サービスに登録する大学1年〜4年生204人を対象として、2023年10月にインターネットで実施されました。
まず、「今年3月に放送したBBCの報道がある以前から、ジャニー喜多川氏の性加害問題を知っていましたか」と聞いたところ、約3人に1人が「以前から知っていた」(30.5%)と回答。ほか、「BBCの報道以降に初めて知った」が62.5%、「このアンケートで初めて知った」が7%という結果となりました。
さらに、「ジャニーズタレントのファンだった」と答えた74人のうち、23%が「性加害問題で今はファンではない」と回答し、性加害問題の深刻さを表す結果となりました。
また、10月2日に行われた記者会見で、ジャニーズ事務所の新社名が「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更する発表がなされたことについて、「ジャニーズが新設する会社に期待しますか」と聞いたところ、全体の58%が「期待する」と回答。一方、「期待しない」と答えた人は42%となりました。