婚外恋愛経験者は「デート代」をどのように支払っているのでしょうか。全国の婚外恋愛経験のある30~59歳の既婚男女350人(男性152人/女性198人)に聞いたところ、男性の3人に2人が「デート代を多く払う」と回答しました。また、1回のデート代の合計は「5000円~1万円程度」が約3割で最も多かったことが分かったそうです。
レゾンデートル株式会社(東京都新宿区)が、「婚外恋愛に関する実態調査」と題して2023年7月にインターネットで実施した調査です。
まず、「婚外パートナーと会う頻度」を聞いたところ、男女とも「月1回未満」(男性:34.2%、女性:53.0%)が最も多くなりました。そのほかに、男性では「月1回程度」「月2~3回程度」がともに27.0%だったのに対し、女性は「月2~3回程度」が15.2%、「月1回程度」が14.1%となりました。
これを年代別に見ると、男性は30代では「月2~3回」が最多で30.4%、40代では「月1回程度」が最多で37.9%、50代では「月1回未満」が50.0%で最多に。
一方、女性はいずれの年代も「月1回未満」が最多でしたが、30代で45.6%、40代で54.4%、50代で62.8%と年齢を重ねるごとに増える傾向が見て取れました。
では、「2人の1回のデート代」は合計どれくらいなのでしょうか。調査したところ、最も多かったのは「5000円~1万円程度」(31.6%)となり、次いで「1万円~2万円程度」(23.0%)、「2万円~3万円程度」(16.5%)、「3000円未満」(11.8%)、「3万円~5万円程度」「3000円~5000円程度」(同7.2%)と続きました。
さらに、「デート代の支払い」についても答えてもらったところ、「男性がほぼ支払う」が44.3%と約半数を占め、「男性が多めに支払う」は23.7%、「割り勘が多い」は17.1%でした。
続いて、前述の質問でデート費用を「男性が多く支払っている」傾向が見て取れたため、男性の世帯年収別の「2人のデート代合計」について調査が行われました。調査の結果、「年収400万円未満」では「5000円~1万円程度」が44.4%と最も多く、「3000円未満」は27.8%でした。また、「年収400万円~700万円未満」では「5000円~1万円程度」が40.5%、「3000円未満」は21.6%でした。一方、年収700万円を超えると1万円以上が半数を超える結果となりました。
さらに、「デート代の支払い」について、男性の年収別に見ると、「年収400万円未満」では「割り勘が多い」(33.3%)、「年収1800万円以上」では「男性がほぼ支払う」(90.1%)の割合が多くなっていますが、年収400~1800万円未満では大きな差が見られなかったといいます。
ちなみに、「実際の連絡頻度」を聞いてみたところ、男性は「数日に1回」(27.6%)が最も多く、以下、「毎日数回」(19.1%)、「月に1回未満」(17.8%)、「毎日頻繁に」(13.8%)、「月に数回」(12.5%)、「週に1回」(9.2%)と続きました。一方、女性は「月に1回未満」(25.8%)が最も多く、以下、「数日に1回」(24.2%)、「毎日数回」(16.2%)、「毎日頻繁に」(14.1%)、「月に数回」(11.6%)、「週に1回」(8.1%)という結果に。
最後に、「婚外パートナーとの連絡手段」を複数回答で答えてもらったところ、「LINE」が57.7%と圧倒的に多く、次いで「Eメール」(28.3%)、「電話」(18.0%)、「SMS/Cメール」(15.7%)と続き、秘匿性の強い連絡アプリのテレグラム(Telegram)は3.4%にとどまりました。