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育児放棄された子猫を保護…初日からお膝の上に! かわいい仕草で、毎朝起こしに来てくれる甘えん坊に

渡辺 陽 渡辺 陽

育児放棄された子猫たち

こねろくくん(6歳・オス)は、生後1〜2ヶ月の頃に保護され、現在はNさんの家族になって可愛がられている。

こねろくくんは、Nさんの知り合いが保護した。野良の母猫が複数の子猫を出産し、その中から健康そうな子供たちだけを選んで育て、残りの子猫を育児放棄してしまったという。知人はしばらく母猫の様子を見守っていたが、母猫が子猫を育てる兆しを見せなかったため、最終的には子猫たちを保護した。その後、兄弟姉妹たちはそれぞれ里親に引き取られ、こねろくくんはNさんの家にやってきた。

幸せを運んできてくれた猫

なぜ犬や猫を飼うことを思い立ったのか、Nさんは猫が大好きだったからだと語る。2017年5月、こねろくくんはNさんの家にやってきた。

「初対面にも関わらず、こねろくがすぐに私たちを信頼し、その日のうちにお腹や膝の上で寝てしまったことは今も忘れられません。」

こねろくくんという名前は、黒猫(くろねこ)を逆さまに読んで付けた。性格は甘えん坊で、抱っこが大好き。また、こねろくはぬいぐるみのえび天で遊ぶことが大好きで、夜寝るときには必ずえび天を咥えて寝室に運び、朝になるとリビングに持って行くのが日課のようだ。

「寝ている私達飼い主のまくらもとにぽとっとえび天を落として、『これ投げて・・起きて・・・遊んで・・・』と枕元で圧をかけながら顔を覗き込んできます(笑))」

こねろくくんを迎え入れたことで、Nさんとご家族は癒される機会が増えたという。生き物に対する愛情も一層深まり、黒い猫たちを特に可愛がるようになったと語っている。こねろくくんとの日々は、幸せと癒しに満ちているようだ。

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