高さ10m、超リアルな北海道の「恐竜マイケル」に悲劇!!トラック突っ込み横倒しに…子どもたちのアイドル、復活の可能性は

伊藤 大介 伊藤 大介

地元で愛されてきた恐竜の置物「マイケル」にトラックが突っ込み、大きく損壊しました。レストラン、お土産店を営む「きのこ王国 大滝本店」(北海道伊達市大滝区)に置かれた高さ約10メートルの恐竜「マイケル」の土手っ腹に大きな穴が開きました。

マイケルは自立できなくなり、横倒しになっています。約15年にわたって客や従業員に愛され、店のランドマークだったマイケルは補修できるのでしょうか?店に聞きました。

自立できず倒壊の恐れ

ーー事故について教えてください。

「店の駐車場に止めてあった無人のトラックが動き出し、マイケルに衝突しました。まだ原因は分かっていませんが、サイドブレーキが十分引けていなかったのかもしれません…。マイケルのお腹に大きな穴が開き、尻尾と前足も片方取れてしまいました。自立できなくなり、倒れると危険なので、クレーン車でつり上げてから、敷地内で横たわらせています」

きのこ王国のTwitter(現X)ではマイケルについて「きのこ王国になくてはならない存在でした」「スタッフも心が痛み、マイケルの復活を一番に考えております」と深い愛情をつづっています。

「マイケルは元々、根室市のダチョウ牧場にいました。約15年前にきのこ王国に隣接していた昆虫・動物王国にもらわれてきて、その後、昆虫・動物王国からきのこ王国が譲り受け、『マイケル』と名付けました。以来、きのこ王国のランドマークとしてバイカーさんや子どもたちに親しまれ、『インスタ映えする』と人気でした」

ーーマイケルは補修、復活できそうですか。

「できれば残したいと思い、業者に見てもらいましたが『補修は難しい』という見立てでした。マイケルは今後どうなるかは未定です」

◇  ◇

マイケルは倒壊の恐れがあるため、敷地内に倒れたままになっていますが、損傷が激しく、不安定な状態が届いています。きのこ王国はTwitterで「尻尾や腕も取れてしまい大変危険です。近づいたり、触ったり、マイケルを損傷したり、持ち帰ることはやめて頂きたいと切に願います」と注意喚起していました。

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