トラック行き交う大通りそばの子猫 保護時はプンプン、引っかいて…保護主が猫のために自宅建立、豪邸ライフ満喫中

渡辺 陽 渡辺 陽

ひじきちゃん(1歳11ヶ月・メス)は、山中に自宅がある人の庭に4、5匹の兄弟猫と一緒に出入りしていた。住人は神奈川県在住の佐藤さんに「子猫たちが来るけどどうしよう」と相談した。

そこから捕獲作戦が始まった。佐藤さんは、出入りする庭がトラックなどの大きな車が通る大通りが近くにあるのでとても心配だったという。2022年1月17日、佐藤さんはダンボールで捕獲しようとしたが失敗した。

「警戒心を煽るようなことになってしまいました。近くの病院で捕獲器を借りられると聞いたので、1月22日、捕獲器を使って保護しました。みんな生後5ヶ月くらいでした。」

猫のために家を建てた

最初、おとなしい思って入れ物から出したら、ひじきちゃんは怒ってトイレに逃げ込んだ。
「抱き上げた時にも怒って引っかかれましたが、怖いというより、『大丈夫だよ』という気持ちの方が強かったです。もともと動物は好き。ひじきと2日間一緒にいたら手放せなくなりました」

被毛の色が黒、茶、オレンジだったので、ひじきの煮物にちなんで「ひじきちゃん」と名付けた。

ひじきちゃんはYouTubeを見るのが大好き。佐藤さん夫妻が猫のためだけに家を建てたので、豪邸に住んでいるという。

初めて猫を飼った佐藤さん。

「今まで犬しか飼ったことがなかったのですが、野良猫たちのことが気になるようになり、自分にもできることがあると思い行動するようになりました。仕事への意欲も湧きました」

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース