「入居して3日目でこれ」風呂に入ったら湯船が沈んだ!?床のタイルがバキバキに…「漫画のような壊れ方」に驚き

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「おい、入居して3日目でこれなんだよ…。
風呂入ったら湯船が沈みだして危うく脱出不可能な事態に発展したぞ!?
さすがに俺1人でここまでやれませんよ…?」

賃貸住宅に入居して3日目、お風呂に入ったらお湯を貯めた浴槽(以下、湯船)が沈み出したという投稿がX(旧Twitter)上で話題を集めました。

投稿したのは、浜本一志さん(@iiioko)。夜中に入浴した際、突然湯船が沈み出して慌てて抜け出し、けがなどもなく無事だったとのこと。さらに床のタイル全体に亀裂が入り床面がゆがんできたとか…そんな浴室の様子を撮影した衝撃の写真に驚く人たちが続出。また湯船が沈んだ原因を探るコメントなども多数寄せられています。

「入居した途端これは怖すぎ」
「漫画のような壊れ方ですね...!」
「床が沈むとかならまだ聞いたことあるけど『床が崩れる』は初めてだな...地震じゃあるまいし」
「タイルの破片とか足に刺さりそうで怖い……湯船周辺どころか床全体が沈んでません!?」
「なんやこりゃ? 地面に水が流れ込んでて陥没してたんか?」
「見た感じ、古い建物で前の住民はシャワーだけ使ってて、隙間から漏水していて土台の木を腐らせる→新入居者が湯船を使ったら重量がかかり腐っていた土台の木が耐えられなくなった感じ?」
「床と壁の間の空洞がおかしい。経年劣化としてもちょっとありえないですね。木で床組した上にモルタル敷いて、タイルでも貼られている様に見えます。土間みたいな部分がえらく薄いし、無筋にしか見えないですし。いっそ開き直おりレアな体験だと思って、楽しく家主と戦ってみてはどうでしょう?」

多くの人たちをくぎ付けにした浴室の”崩壊”写真。この後、どうなったのでしょう? 被害に遭った浜本さんに聞いてみました。

湯船でドアがふさがれ危機一髪! 何とか脱出できたが…いったい何が起きた?

──入居して3日、お風呂に入ったら湯船が沈み出したとか…。

「はい。脱出しようにも湯船でドアをふさがれ危うく脱出不能の事態に陥ったところを何とか湯船を押し出し脱出しました。このとき、下手したら全裸のまま閉じ込められていたことを考えるととても怖かったです」

──湯船が動いて、危うくドアをふさぎそうになり、浴室に閉じ込められかけたのですね。湯船はどれくらい沈んだ?

「正確な深さは分からないですが、おそらく40センチは沈んでいたと思います」

──けがはなかったとのこと。

「けがは運良くありませんでした。ただ一歩遅かったら、タイルで足の裏を切ったり湯船に挟まれたりしていたかもしれません…」

──不幸中の幸いでしたね。この後どうなりましたか?

「管理会社に連絡をして、補修工事はもちろんのこと、風呂の使えない間の家賃減額と銭湯代は出してもらっています」

──またコメントでありましたが、見た感じ古い建物のようですね。

「築年数は1978年なので40年は超えていると思います。特に入居して2日目までは浴室に問題はありませんでした」

──今回湯船が沈んだ原因について、管理会社側からの説明は?

「詳しいことは聞いていませんが、工事の施工業者の方からは『排水溝の不良』とのことでした」

──排水溝の水はけの問題や長年にわたる浴室内の劣化など様々な要因が重なり、お湯と人間の重みに耐えられず沈んだ可能がありそうですね…。

「そうかもしれません。現在工事は進んでおり、コンクリートとモルタル工事までは完了しています。またこれ以外にも近日劣化した2階のテラスの工事をするとかで、人の出入りが増えるので落ち着かないです」

今回入居3日目で湯船が沈むという災難に遭った浜本さん。めったにないケースかもしれませんが、古い物件に入居する際はくれぐれもお気を付けください。

   ◇  ◇

投稿が話題になり、無関係な誹謗中傷や人のハンドルネーム(本名の変名)で揶揄されたりと大変だったという浜本さん。「大半は心配していただいたりアドバイスをいただいたりしたのが救いでした」と話します。

また個人で創作活動としてキャラクター制作やシナリオや作品企画に取り組んでいるとか。「ゆくゆくは個人でやっていきたいと思っておりますので、何かお仕事のご依頼や企画・デザインを使っていただける方がいらっしゃいましたら是非ともお話やご連絡をください」とのことです。問い合わせは、「wsaed85489@yahoo.co.jp」まで。

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