お盆休みは実家に帰省し、お墓参りをしたという人も多いのではないでしょうか。SNSにもさまざまな報告が並ぶ中、特に注目を集めるのはSNSユーザー「おしそ」さん(@_______aona)が公開した写真です。
「お墓参りに向かう夫のTシャツ、ご先祖に対して遠慮がなくて良かった」
お墓参り当日、おしそさんの夫が着ていたTシャツは、ロングセラー絵本「ねないこだれだ」に出てくるおばけのイラストがデザインされたもの。
墓地におばけ柄というセンスに驚いたネットユーザーからは、「笑った」「面白すぎ」「ご主人のセンスw」「こういう旦那さんいいよね」「この絵本なつかしい」「かわいいですよね」などの反応が寄せられ、6.3万を超えるいいねがつきました。
おしそさんはまいどなニュースの取材に対し、「家族みんな、せなけいこさん(「ねないこだれだ」の作者)が好きで、夫は普段からこのTシャツをよく着ています。観光地では訪日外国人の方からも喜ばれたそうです。お出かけの日に着ることが多いので、この日も特に考えはなく選んだのだと思います」。
当日の朝、おしそさんは旦那さんのTシャツの柄に気付き、「お墓参りそれでいいの?」と確認したそうですが、そばで寝ていたお子さんが2人の話し声で目が覚めてはいけないと、会話はそこで終了したそう。
同行した親戚の人たちはどんな反応だったのでしょうか。おしそさんに尋ねると、思わぬ展開があったことが分かりました。
「夫の父もゲゲゲの鬼太郎のシャツを着ていたので、似た者親子なのかもしれません」(おしそさん)
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「ねないこだれだ」は1969年11月、福音館書店から発売。「おばけがなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまいます。シンプルなはり絵と独特のストーリーで、子どもたちをひきつけてやまない赤ちゃん絵本です」(福音館書店サイトから引用)。50年以上読み続けられており、親子2代にわたり愛読する人も多いロングセラー絵本です。