「タッチ」「ラフ」「H2」「クロスゲーム」などで知られる漫画家あだち充さんは、思春期の煌めきを描くエバーグリーンな作風が魅力ですが、一方で「キャラクターの顔がどの作品でもほぼ同じ」というなかなか珍しい趣向でもおなじみです。現在、and factoryと小学館が共同運営するマンガアプリ「サンデーうぇぶり」では、「あだち充夏祭り2023」のキャンペーン(8月22日まで)を記念して、「あだち充キャラクター神経衰弱」ゲームを開催中。以前あるテレビ番組をきっかけに、作者のあだち充さん本人でさえ主人公の顔の見分けがついていないことが明らかになりましたが、それをアプリ利用者にやらせてみようという心躍る企画になっています。
「あだち充キャラクター神経衰弱」は、アプリの画面上でプレイすることができます。遊び方は、裏にあだち充作品に登場するキャラクターが描かれた12枚のカードを1枚選んでクリックするだけ。2枚の同じキャラを見つけて6つのペアを作り、20秒以内のクリアを目指します。ゲームが終了すると正解率が表示され、SNSでシェアすることができます。カードの絵と配置は1ゲーム終わるごとに入れ替わるようです。
筆者も試しにやってみましたが、のっけから樹多村光(クロスゲーム)と立花投馬(MIX)の見分けがつかずに狼狽してしまうなど、予想外の“難問”に笑っているうちにタイムリミット!まんまと正解率0%を叩き出してしまいました。その後も何度かチャレンジしてみたものの、33%(2ペア)が精いっぱい。皆さんも「あだち充愛」の深さを確認してみてはいかがでしょうか。
さて、サンデーうぇぶりでは毎年大好評の「あだち充夏祭り」を開催中。サンデーうぇぶりにて、あだち充さんの全22作品が読めるほか、名作「タッチ」をはじめ、「クロスゲーム」「ラフ」などが無料で楽しめます。無料作品の詳細はアプリで確認を。