有限会社ドリーム・クエスト（神奈川県中郡）は、このほど「お風呂離れに関する実態調査」の結果を公表しました。調査は2023年5月～6月の期間に、全国の20代～40代主婦（夫）1012人を対象に行われました。
調査によると、82.7％の人が「お風呂に入ることが好き」と回答。さらに、「家庭内でお風呂をためる頻度」について聞いたところ、「週5日以上」（58.8%）が最多となった一方で、「月に1日以下」（17.3%）という人も2割弱みられました。
また、週2日以下の頻度で入浴している322人に対して、「家庭内でお風呂をためる頻度が低い理由」を複数回答可で答えてもらったところ、「光熱費がもったいない」（55.0%）、「掃除が面倒」（45.0%）、「入浴時間を短く済ませたい」（44.7％）などに回答が集まりました。
次に、全回答者に対して、「普段、家庭での入浴時に入浴剤を使用しますか」と聞いたところ、「入浴剤を使用する」と答えた人は53.7％（ときどき使う：30.4%・ほぼ毎回使う：23.3%）。一方、「使わない」と答えた人は46.3％（あまり使わない：19.5%・まったく使わない：26.8%）となりました。
そこで、「入浴剤を使わない」と回答した465人に対して、「入浴剤を使用しない理由」を複数回答可で答えてもらったところ、「汚れや掃除が面倒」（32.7%）、「小さい子どもがいる」（25.6%）、「洗濯水に使えない」（21.3%）、「入浴剤が好きではない」（17.4%）、「もったいない」（13.6%）といった回答が上位に並びました。
入浴頻度や入浴剤の使用について、お風呂の汚れや掃除が面倒であるとの意見が多くみられました。そこで、「お風呂場の掃除を行う頻度」を教えてもらったところ、「週5日以上」（50.4%）、「週1～2日」（18.4%）、「週3～4日」（17.1%）、「月2～3日」（7.9％）という結果になりました。
また、「お風呂場の掃除で大変だと思うこと・困っていること」についても複数回答可で答えてもらったところ、「カビ取り」（75.4%）、「排水溝掃除」（63.8%）、「水垢取り」（61.8%）などに多くの回答が集まっています。
お風呂場の掃除で大変だと思うこと・困っていることでは、特に「カビ取り」が多かったことを受けて、「お風呂場のカビ防止として行っていること」を複数回答可で教えてもらったところ、「こまめに掃除する」（46.9%）、「浴室乾燥」（42.2%）、「お風呂場全体を水・お湯で流す」（37.5%）といった回答が上位に挙げられたそうです。
