香港国際空港が、日本の旅行者向けに、日本と香港の往復航空券3万8000枚を無料配布すると発表しました。東京(羽田、成田)、大阪、福岡など国内9空港を出発地とする航空券が対象で、香港のホテル宿泊やショッピングなどに使える特典も付いています。キャンペーンの応募は26日から始まります。
香港国際空港がコロナ禍で落ち込んだ外国人観光客の回復を目指して実施するキャンペーンで、全世界に合計50万枚の香港行き往復航空券を無償で提供します。
日本—香港の航空券は、キャセイパシフィック航空、香港エクスプレス、香港航空の航空3社のチケット。応募方法は航空会社ごとに異なりますが、いずれも各社のインターネット特設ページから申し込むことができます。
キャセイパシフィック航空は26日正午から受け付け、抽選となります。キャセイの会員であることが必要です。
香港エクスプレスは26日午前11時から受け付けを開始。こちらは先着順です。
香港航空も先着順で、27日午前9時から受け付けスタート。
無料配布されるのは、1人分のエコノミークラスの往復航空券です。出発地は東京(羽田空港、成田空港)、大阪、福岡、札幌、名古屋、鹿児島、沖縄、米子、高松で、燃油サーチャージなど約2万5000円は自己負担になります。
香港のホテル宿泊、ショッピング、エンターテイメントに関する特典も用意されています。
香港空港管理局の最高執行責任者(COO)であるヴィヴィアン・チャン(Vivian Cheung)氏は「香港は海外からの旅行者に対して全面的に受け入れを再開しており、世界中から再び旅行者を迎えることができることをとても嬉しく思っています。香港国際空港は、香港を訪れる旅行者が最初に立ち寄る場所であり、空港内に設置された数々の新しいサービスや施設で、旅行者に快適な旅を提供できるよう準備を整えています。今回のキャンペーンは、日本の旅行者に香港の魅力を再発見していただく絶好の機会です」と話しています。
キャンペーンの詳細は特設サイトで。