スヌーピー、シナモロール、「SPY×FAMILY」のボンドなど、白くて可愛い犬をイメージしたキャラクターはいつの時代も大人気です。
絹糸のように輝く白い被毛と美しいプロポーションを誇るイングリッシュセッターの女の子、麦ちゃんも白いわんちゃんですが、ネット民から「似てる」と言われるキャラクターが、普通とはちょっと違っていました。
飼い主のみのかささん（@inekaratukutta）がTwitterに投稿した「うちの犬が似てるって言われるランキング」は以下の通りです。
1位 ケルベロス（『バイオハザード』）
2位 教区長エミーリア（『ブラッドボーン』）
3位 ファルコン（『ネバーエンディングストーリー』）
4位 ペニー・ワイズ（『IT・イット』）
2万3千以上のいいねがついたランキングに並んでいたのは、大ヒットしたホラーゲームやホラー映画など、いずれも「犬」らしくないキャラクターばかり。しかし、みのかささんの愛犬、麦ちゃんの写真を見れば納得！猟犬種ならではの高い運動能力やおもちのように伸びる柔らかな口周りの筋肉などが相まって、どの麦ちゃんもホラーゲームやホラー映画のキャラクターにそっくりなのです。リプ欄には絶賛と爆笑の声が殺到しました。
「なんにでもなれる役者さん」
「可愛さ、バケモノ級w」
「2枚目が全力コマネチに見えて爆笑してます」
普段は美女わんこなのに、猟犬のスイッチが入った途端、一気にホラー化する麦ちゃん。ハリウッド女優級の振り幅と変貌ぶりについて、飼い主のみのかささんにお話を聞きました。
ランク外には「ゴールドシップの変顔」
ーー衝撃だけど納得のランキング結果でした（笑）。
「きっちり集計したわけではありませんが、コメントなどでよく言われている順になっています。コメントのおかげで、私自身はホラーゲームもしないしホラー映画も観ないのですが、キャラクターの名前だけ知っている現象が起きています（笑）。ランキング外ですが、ゴールドシップの変顔と比較されることもあって面白いです」
ーーゴルシの変顔……に、似てます！走ったり跳んだりすると麦ちゃんの顔がホラー化するのは、長い被毛や耳がなびいたり、口周りの肉がおもちのように柔らかくて伸びるからなのだそうですね。
「犬種的に上唇が垂れていることもあって、麦ちゃんはぷるぷるのフレキシブルな唇をしています。走る時も顔を上下に振るので、唇がめくれたり、面白いことになります。セッターは走る姿が美しいのですが、麦ちゃんはなぜか走ると変な顔になることが多いです（笑）」
ーー同居犬で同じくイングリッシュセッターの男の子、モネくんは「英国紳士」と言われるそうですね。
「モネくんは、イギリスのお城の庭でゆったり寛いでいるプロモーションビデオとかがはまりそうです。ニンテンドーの『どうぶつの森』にもこっそりいそうです」
ーー麦ちゃんの高い運動能力や瞬発力を活かして、アジリティのトレーニングをされているそうですね。
「最近は雨が続いているため、なかなかトレーニングに行けないのですが、夜におやつをあげる際、家の中で飼い主の横について歩く練習や、『ライト』『レフト』の指示で、右曲がりや左曲がりをする練習をしています。家の中だと出来るけど、外に出ると興奮して獲物探しをするので、散歩中に人間の方を見てもらう練習も遊びながらしています。アジリティの道は遠いですが、楽しくやっていこうと思います」
◇ ◇
4歳になる麦ちゃんも、推定9歳になる同居犬のモネくんも、元保護犬。初めて譲渡会で出会った頃、子犬だった麦ちゃんはガリガリにやせていたそうです。それでも元気いっぱいに走り回る姿を見て、「こんな元気な子と暮らしたら楽しいだろうな」と思ったという、みのかささん。
みのかささんファミリーと出会い、猟犬種ならではの優れた察知力や身体能力、楽しいキャラクターを思う存分発揮している麦ちゃん。これからもTwitterやInstagramを通して、麦ちゃんらしい姿をたくさん見せてくださいね。
■麦ちゃんとモネくんの写真満載のInstagram「mugi_the_setter」
