5月は大きな地震相次ぐ ここ1週間も震度5弱が2回 日頃から備えを

tenki.jp tenki.jp

5月に入ってから大きな地震が相次いでいますが、ここ1週間(5月21日15:00~28日15:00)も震度5弱が2回発生しました。

ここ1週間の地震回数

上の図は、日本全体で、7日間に震度1以上を観測した地震の震央を、地図上に示したものです。

5月に入ってから大きな地震が相次いでいますが、ここ1週間(5月21日15:00~28日15:00)では、震度1以上の地震を108回、そのうち震度4の地震が2回、震度5弱の地震が2回発生しました。

震度4の地震が2回、震度5弱の地震が2回発生

ここ1週間で震度4以上を観測した地震は以下の通りです。

27日22時52分頃にトカラ列島近海を震源とする地震で鹿児島県十島村で震度4を観測しました。26日19時3分頃には千葉県東方沖を震源とする地震で茨城県神栖市や千葉県銚子市、旭市で震度5弱を観測しています。

また、新島・神津島近海を震源とする地震では22日16時42分頃に東京都の利島村で震度5弱を観測し、同日19時46分頃には東京都の利島村・新島村で震度4を観測しました。

ここ1週間に震度4の地震が2回、震度5弱の地震が2回発生しました。

日頃から備えを

地震は突然襲ってきます。いつ揺れに見舞われても身を守ることができるように、日頃から以下のポイントを確認し、備えましょう。

①非常時の水・食料の備蓄、非常持ち出し品を準備しておいてください。備蓄には使った分だけ買い足していく「ローリングストック」をぜひ活用してください。
②家具の固定をしましょう。万が一、倒れてきた場合でも通路をふさがないような配置にしておくと安心です。また、ガラスには飛散防止フィルムを貼るなど、日頃から家の中の安全対策を徹底しましょう。
③地震が発生したときの連絡手段や集合場所について、あらかじめ家庭で話し合っておきましょう。
④普段通る道に危険な場所や物がないか確認しておきましょう。また、地盤の弱い場所や地震によって地盤の緩んだ場所は、雨などによって土砂災害が発生することがあります。前もって周囲の状況を確認しておいてください。

大きな地震が起きたら

緊急地震速報が発表されたり、突如揺れを感じたりした時も、慌てずに適切な行動がとれるよう、とるべき行動を知っておくようにしましょう。安全を確保するための行動例は以下の通りです。

①家庭では頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。あわてて外に飛び出したり、無理に火を消したりしないようにしてください。扉を開けて避難路を確保することも大切です。
②エレベーターでは最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。
③街中ではブロック塀の倒壊等に注意しましょう。また、看板や割れたガラスの落下に注意してください。丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難してください。
④自動車運転中はあわててスピードを落とさないでください。急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとしましょう。ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促してください。大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止してください。
⑤山やがけ付近では落石やがけ崩れに注意してください。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース