【写真9枚】「昭和のZって車、あげるわ」まさかフェアレディ?→わくわくして見に行くと「たしかにZだ」「激レアですよ」

金井 かおる 金井 かおる

 岐阜県多治見市で父親と一緒に自動車整備工場を営む「かめtea」さん(@kametakasangma1)のツイッターが注目を集めています。

「ぶっちゃけフェアレディかと思いました」

 ことの発端は、工場の常連客「たかちゃん」との会話。

たかちゃん「おい!納屋取り壊すから昭和のZって車持ってってくれ!」
かめteaさん「マジかよ!それ買うわ!売ってくれ!」
たかちゃん「金なんてええわ!世話になっとるであげるわ!」
かめteaさん「まじかよ!ありがとう!すぐ見に行くわ!」
納屋の中にはほこりをかぶった黄色い車が。
かめteaさん「お前かぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 かめteaさんは当初、昭和のZと聞き「ぶっちゃけフェアレディかと思いました」と笑います。しかし、目の前には明らかに別の車が。「最初は何という車か分かりませんでした。正直困惑しましたね」と振り返ります。「譲ってくれたたかちゃんが『水中メガネよ!』と教えてくれて、ネットで調べて初めて知りました」

 納屋で眠っていたのは、昭和46年式のホンダ「Z」。車の後ろ側にあるリアガラスの形から、当時は水中メガネの愛称で親しまれていました。「私も当時のことはくわしくないのであいまいですが、前期の空冷PROというグレードだと思います」

 もともとはオレンジ色だったところ、前オーナーのたかちゃんは30万円ほどかけて、いすゞ117クーペの黄色に全塗装したそう。「これもこれでカッコいいな」。現役時代はたかちゃんが愛情込めてお手入れをしていたようで、かめteaさんがさっと水洗いしただけで美しい姿を現しました。

最終目標は?「たかちゃんにもう一度…」

 たかちゃんから車を引き継いだかめteaさんは今後、休みの日などを利用し、レストアの作業を続けていくといいます。「最初はブレーキ関係、次にキャブといった感じで計画してます。部品を探したり、あるものでなんとか修繕したりしないといけない雰囲気なので、時間はかかるなあと思っています」

 最終的な目標は?

 「公道復帰です。そしてたかちゃんにもう一度、乗ってもらうことです」(かめteaさん)

     ◇

 かめteaさんの投稿には2.7万を超えるいいねが集まり、ユーザーからは「たしかにZだ」「うわあ懐かしい」「これも激レアですよ」「これはこれですごい」「超貴重」「この時代のデザイン好き」などの声が上がりました。車好きな人たちは、レストアの進捗が投稿されるのを固唾をのんで見守っています。

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