「全部はんぺんで作った。」
フワフワにふくらんだ「ポップオーバー」「ロールケーキ」「パンケーキ」の写真が注目されました。白身魚のすり身に卵白や山芋などで作られる“はんぺん”を使ったというツイートに、「すごい✨ どれも美味しそう🤤」「魚のすり身なのにスイーツ…魚スイーツ…」「はんぺんの可能性が底知れなくて驚きを隠せない💦」と、1.5万の「いいね」がついています。
ツイートしたのは、はんぺんやかまぼこなどを製造販売する紀文食品の公式アカウント(@kibun_kitchen)です。はんぺんスイーツについて、担当者さんに聞きました。
──はんぺんでスイーツというのは、ハードルが高かったのではないでしょうか?
正直難しかったです…!しかし、はんぺんのふわふわ感はデザートにもぴったりだと思ったので、ふわふわとした食感のデザートを参考に作りました!
──ポップオーバーとロールケーキは、はんぺんと卵で膨らんでいるのですか?
はんぺんは膨らませるためにではなく、ふわふわ感を出すために加えました! 膨らみは卵の泡立性を利用しました。
──どれも材料をフードプロセッサーで混ぜて焼くだけの簡単さも嬉しいです。スイーツだけでなく、さまざまなはんぺん料理のレシピを公開されていますね。
はんぺんはそのまま食べてもふわふわとした食感を味わえますが、料理に素材として加えることで、いつもの料理にふわふわ感をプラスすることができます!!
デザートに限らず、まずは馴染みのあるハンバーグや肉団子などにはんぺんを加えると、よりふわふわに仕上がりますので、ぜひおためしください。
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パンケーキを作ってみました。はんぺんと牛乳をミキサーで撹拌すると、ゆるめの生クリームみたいになって、ホットケーキミックスと混ぜると焼く前からふんわりしています。材料ははんぺん(大判)1枚と牛乳200ミリリットルに、ホットケーキミックス150グラムをさっくり混ぜるだけ。焼き上がりは、ふんわりだけでなく、もっちり感も楽しめます。バターとメープルシロップをかけるとほとんど分かりませんが、たまに魚の風味と塩味を感じました。
中学生の娘は、何もつけずにそのままパンのように食べる方が美味しいと絶賛。レシピにあるように、卵やベーコンとともに朝食としていただくと良いかもしれません。魚が苦手なお子さんにもおすすめです。紀文食品ホームページの「はんぺん食堂」では、はんぺんを使ったさまざまなレシピが紹介されています。
◾️紀文食品のはんぺんレシピ「はんぺん食堂」の軽食・お菓子カテゴリー https://www.kibun.co.jp/brand/hanpen/recipe03/index.html