きょう20日午前10時51分頃、南太平洋で規模の大きな地震がありました。この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動が予想されますが、被害の心配はありません。若干の海面変動が予想される時刻は、早い沿岸で20日19時00分頃です。
南太平洋で大きな地震
20日10時51分ころ、海外で規模の大きな地震がありました。震源地は、南太平洋(南緯23.1度、東経170.4度)、地震の規模(マグニチュード)は7.4と推定されます(震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による)。詳しい震源の位置はローヤリティー諸島南東方です。
日本の沿岸で若干の海面変動が予想されるが、被害の心配なし
<津波予報(若干の海面変動)>
福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、伊豆諸島、小笠原諸島
[予想される津波の高さ]
福島県:0.2m未満
茨城県:0.2m未満
千葉県九十九里・外房:0.2m未満
伊豆諸島:0.2m未満
小笠原諸島:0.2m未満
若干の海面変動が予想されますが、被害の心配はありません。
若干の海面変動が予想される時刻は、早い沿岸で20日19時00分頃です。これらの沿岸では今後半日程度は若干の海面変動が継続する可能性が高いと考えられます。
[予想される津波の高さの解説]
予想される津波が高いほど、より甚大な被害が生じます。
10m超:巨大な津波が襲い壊滅的な被害が生じる。木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる。
10m:巨大な津波が襲い甚大な被害が生じる。木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる。
5m:津波が襲い甚大な被害が生じる。木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる。
3m:標高の低いところでは津波が襲い被害が生じる。木造家屋で浸水被害が発生し、人は津波による流れに巻き込まれる。
1m:海の中では人は速い流れに巻き込まれる。養殖いかだが流失し小型船舶が転覆する。