サクマドロップスやいちごみるく風、非公式グッズ問題…「弁護士から書面で申し入れ」サクマ製菓が途中経過を公表

金井 かおる 金井 かおる

 サクマドロップスやいちごみるくで知られる1908年創業の老舗菓子メーカーサクマ製菓(本社、東京都目黒区)は5月9日、公式ツイッターを更新。同社の公式許諾品と誤認するような商品を販売する者に対し、顧問弁護士から書面にて申し入れを行なっている旨を発表しました。

 ネット上などでは以前から、サクマドロップスやいちごみるくのデザインを模倣したような、許諾表記のないグッズが出回っており、ツイッターなどでは「サクマ製菓の許可を取っている商品なのか」「購入しても大丈夫なのか」など不安の声が上がっていました。

 サクマ製菓のお知らせは次の通り。

 「弊社公式許諾品と誤認する商品が販売されている件につきましては、弊社顧問弁護士より、当該商品を販売している者に対し、不正競争防止法第2条1項1号、同法第3条1項及び2項に基づき、商品の販売等を止めるよう書面にて申し入れを行っております」(公式ツイッター5月9日投稿から引用)

 同社では3月30日、公式ツイッターを更新し、「弊社許諾品でない商品へご注意ください」と注意文を掲載。「複数のお客様より『サクマドロップス、いちごみるくの公式許諾品と誤認する製品があり、間違いやすい』とのご意見を頂戴しております。見分けがつきにくいとのことで、誤解とご迷惑をおかけしております」とお詫びし、対応については「現在、専門家へ相談中です」としていました。

 今後、同社から最新の発表があれば、当サイトでも取り上げる予定です。

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