「母の日」最前線…造花を贈る人が増加傾向に グリーン色のカーネーションに注目

まいどなニュース まいどなニュース

 5月14日の「母の日」を前に、どんなプレゼントをしようかと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。最近では生花ではなく、造花を贈る人も増えており、今年注目されているのが優しいグリーン色のカーネーションだとか。プリザーブドフラワー&アーティフィシャルフラワースクール「CARAFIORE(カラフィオーレ)」を神戸で主宰する金井みつよさんに「母の日」最新情報をお聞きした。

“癒し”が花言葉のグリーン色のカーネーションに注目!

 フラワースクールを運営してきた金井みつよさんは昨年4月にはショップスペースを併設したアトリエも神戸・三宮にオーフした。こちらでは資格取得コースと趣味の人向けのワンデーレッスンを実施しているそうだが、今年の「母の日」に注目しているのは「グリーン色のカーネーション」だという。

 花言葉は「癒し」で、確かに見ているだけで心穏やかになる色合い。金井さんは「他の花とも相性がよく、私は好んで使ってきました」という。

 そもそも母への感謝を伝える「母の日」は国によって日も内容も様々のようだが、日本ではアメリカにならって5月の第2日曜になったといわれている。1907年5月12日、戦場の負傷兵の衛生改善活動を行っていた女性の娘が亡き母を偲んで白いカーネーションを祭壇に飾り、集まった人にも手渡したのが始まりとなったそうだ。

 白い色が亡くなった母のイメージがあり、その後、赤い色が主流になっていったようだが、今ではピンクやオレンジなど様々な色も選ばれるようになってきている。そんな中、金井さんも近年、注目しているカラーがグリーンなのだ。

病院など「生花禁止」のところが増え、造花が急増

 かつてのお見舞いといえば「花」が定番だった。ところが近年、病院などでは緑膿菌での感染症やアレルギーなどの防止のために生花を禁止しているところが増えている。そのため、「母の日」においても生花ではなく「プリザーブドフラワー」や「アーティフィシャルフラワー」を贈る人が増えて来ているという。

 ちなみに、プリザーブドフラワーとは生花本来の美しさを長期保存した花のこと。一方、アーティフィシャルフラワーとは主にポリエステルやポリエチレンといった素材で作られていて、クオリティも向上し、高い芸術性や優れた耐久性で今や世界的に高い評価を受けている。

店頭で買うもよし。手作りの花を贈るのもよし

 現在、神戸・三宮のアトリエ「CARAFIORE」では、アーティフィシャルフラワーの母の日用の商品をいろいろと用意している。グリーン色のカーネーションを使った商品も販売中。4色展開で3サイズあり、価格は4,400円(税込)~。また、アーティフィシャルフラワーで「母の日」のプレゼントを手作りしたい人はレッスンを受けることもできる。

 金井さんは「母の日のギフトにふさわしく、優しく上品な色調のアレンジをご提案させて頂いています」と話している。

◇アトリエ「CARAFIORE」
神戸市中央区三宮町2-5-8サンクスビル2F、各線三宮駅から徒歩10分
レッスンの受付は水曜日~日曜日11時~(完全予約制)
https://carafiore.jp/

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース