「ふわふわで傷も心も癒す ねこちゃんの絆創膏 作った」
ツイッターに投稿されたのは、もふもふした猫さんが、全身で優しく傷を保護してくれる絆創膏の写真です。傷だけでなく見た目でも癒しを与えてくれるこちらの絆創膏、ネット上で話題になり13万件近くのいいねが付きました!
「お子さんとか喜びそう」
「買いたかったぁぁぁあ!」
「これ使い捨てなのかな」
「欲しいよね…」
リプ欄には、早くも購入したくてウズウズしている人が続出しています。
ツイートをされたdakerosa(@dakerosa1)さんにお話を聞きました。
ーーこちらの絆創膏を作るきっかけは?
「私は美大生でよく工作をするのですが、ハサミやカッターで怪我をしてしまう事が多々あります。もちろんキズは痛いですし、それが悲しくて心までキズついてしまいます。そんなネガティブなシーンを、怪我をした人に寄り添うことができる「絆創膏」を使ってポジティブな気持ちに変換できないかと考え、今回のキズナデを制作しました」
ーーいちばん、こだわったポイントは?
「見た目のかわいさと触り心地にこだわりました。みんなが癒されると思ってくれるように、形や素材の研究をしました。小さな動物が身を呈して護ってくれている様子がいつ見ても愛おしく感じます」
ーー創作活動をするにあたり、どのようなことを意識していますか?
「制作をするときは、自分にしかないアイデアを大切にしています。普段から日常で感じたことや関連する記憶をセットでメモすることで、自分なりのアイデアのストックを作っています。
ただ、自分だけが面白いと思っていても共感してくれる人がいなければ意味が無いので、実際にリサーチすることも心掛けています。今回のキズナデは人が癒しを感じるものについてたくさんリサーチしました」
ーーこれまで作品で最もお気に入りのものは?
「自作の四コマ漫画に登場するキャラクターをフィギュアにした「blister pack」という作品がお気に入りです」
「自分が制作した作品に対して、こんなにたくさんの方に反応いただけたことが本当に嬉しいです。『これがあれば怪我しても悲しくない』といった声も多く頂き、世の中の悲しいことを少しだけポジティブに出来たのではないかと思っています。これからも人々をポジティブな気持ちにできる作品を作って世の中の幸せに貢献していきたいです。またどこかで作品を見かけたらよろしくお願いします」とdakerosaさんは話してくれました。