人間を見る時とスズメを見る時の興味の差が顔に出すぎる猫 「なんだお前か…」な低いテンション→急にハンター覚醒

渡辺 陽 渡辺 陽

猫って何を考えているのでしょうか。

スリスリしたり撫でられて気持ちよさそうにしたりすることはあっても、単に顔を見ただけでは感情を読みきれないこともあります。しかし、感情が顔に出過ぎる猫が、中国の上海にいるそうです。オンの時とオフの時、その落差とは…。

「私を見る時とスズメを見る時の興味の差が顔に出すぎています」と、すーがー@啥啥啥上海さん(@suga_ta1231)はTwitterに動画を投稿しました。

すーがー@啥啥啥上海さんを見る時は、「なんだお前か」とでも言いたげな顔ですが、スズメを見るときは目を見開いてロックオン!明らかにテンションが上がっています。

すーがー@啥啥啥上海さんにお話を聞きました。

ーー近所の猫ですか?

「この猫は、アパートの隣の棟の上階の家で飼われている猫です。寝転がっている窓がその家で、朝方など私の家の窓から見上げるとよくそこでくつろいでいます」

ーー「なんだお前か」とでも言いたげですね。

「最初にこの猫が現れたのは昨年の春ごろ、上海ロックダウンの時期です。私の棟は私の部屋が最上階なので、一階高い猫の家の窓から、私の家の屋根を自由に歩き回ることができます。毎日何度も屋根から首を伸ばして、私の部屋を覗きに来ていました。お互い見慣れているので『なんだ、お前か…』というような顔をしています」

ーー人に馴れているのでしょうか。

「アパートの住人から餌をもらっているので、人馴れしているようです」

ーースズメには興味津々なのですか。

「推定2歳くらいのまだ若い猫なので、小鳥などは格好の遊び相手です。いつも鳥を見つけては興奮しています。瞳孔はそのままですが、まぶた全開で目をむき出しにしています」

ーーところで、家の中にも白猫がいますね。

「私自身も白猫を飼っているんです。菊次郎という17歳のおじいちゃんです」

ーーこの猫は、すーがー@啥啥啥上海さんの部屋を覗き見するのですか。

「猫の家の窓と私の家の屋根が繋がっていることと、菊次郎もいたので、部屋を覗くのが楽しかったようです。猫同士よく見つめ合っていました。以前は危険なのに屋根ギリギリから顔を突き出して覗いていたのですが、今は大人になったので、そんな覗き方はしなくなりました」

ーー慣れるまでびっくりしたでしょう。

「最初は、窓の上に猫の逆さ首があったので、心臓が止まるかと思いました」

◇ ◇

何かと面白い猫ですが、動画を見た人からは、

「(人を見る時は)信頼のゆっくり瞬きをしてると思う!スズメ見る時はハンターですね!」

「雀さんへの反応っぷりが!柵を飛び越えそうで怖くもあります」

「目もですが、それより何より耳がかわいい…羽ばたくかと思うくらい動きますね」

というリプライがたくさん寄せられ、「いいね」は6万件にもなりました。

可愛い猫ですが、逆さ首で部屋を覗くのはご遠慮願いたいですね!

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