「想定の範囲外」とつぶやき、かいつけさん (@KRAUSER_MKM1000)がTwitterに投稿した2枚の写真が話題です。約11万のいいねがついたその写真に写っていたのは、天使のような可愛い子猫が、数多の戦いを生き抜いた「百獣の王」のような姿に成長を遂げた「想定の範囲外」のビフォーアフター!
「途中、何あったん?」と、想定外のギャップに戸惑うリプライも寄せられた猫ちゃんのビフォーアフターについて、飼い主のかいつけさんにお話を聞きました。
可愛い天使♡→「ゴゴゴゴゴゴゴゴ…」
「かわいいでちゅね♡ から王の風貌☆」
「覇王色の覇気ですか?」
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ…」
「劇団四季のキャッツに出演されてますよね?」
「まるで親でも殺されて裏社会で生き抜いてきたようだ…」
こんな楽しいリプライも殺到したのは、メインクーンの男の子、クラウザーくん。同居する長男猫、ロシアンブルーのかいしゃくんと、美少年顔なのに8キロ超のまんまるボディーが魅力の末っ子猫、ラグドールのプリンスカレラくんを率いる、リーダー格の猫ちゃんです。
メインクーンは世界最大の家猫と言われる、大型の猫種。飼い主さんも「かなり大きくなる」ことは想定の範囲内だったそうです。そんなクラウザーくんの「想定の範囲外」のビフォーアフターについて、飼い主のかいつけさんに詳しくお話を伺いました。
にらみひとつで勝負する「王者の風格」
ーー天使だった子猫時代と王者の風格を漂わせる今のクラウザーくん。ここまでのギャップはやはり「想定外」だったのでしょうか?
「メインクーンは世界最大の家猫と言われていますので、ある程度は予想しておりましたが、ご覧の通り、赤ちゃんの頃は可愛いの一言でしたので、まさかここまで威風堂々と成長するとは…ちょっと想定外でした」
ーーとくに王者の風格を感じるタイミングはありますか?
「末っ子のラグドールがNo.1の座を狙って、ちょいちょいちょっかいを出すのですが、手を出すことなくにらみひとつで退散させることができる辺り、王者の風格です」
ーーなんと!クラウザーくんは子猫の頃からすでに王者の風格が…?
「子猫時代は他の子と変わらずやんちゃでしたが、1歳頃からだんだんと風格が増し、群れのリーダーとしての自覚が出てきたようです」
ーー普段のクラウザーくんはどんな猫ちゃんですか?
「普段は3ニャンズのリーダーとして威厳をもって行動しておりますが、他の子がいなくなるとこっそり甘えてくるという、デレなところがたまらなく可愛い子です」
◇ ◇
「穏やかな巨人」と言われるメインクーンは、穏やかで優しく、頭のいい猫種。王者の風格を漂わせるクラウザーくんも、遊んでいる最中にロシアンブルーのかいしゃくんの邪魔をしないように気遣いをする、心優しい猫ちゃんなのだそうです。
Vシネマの帝王みたいな鋭い目つきから、リプ欄には「CV:大塚明夫」という声も寄せられていましたが、実はクラウザーくんの鳴き声は、子猫みたいなラブリーボイス。「想定の範囲外」の成長を遂げた猫ちゃんは、ギャップ満載のイケメン猫ちゃんなのでした。