「タモリ倶楽部、本当に終わったんだ…」最終回後、番組から空耳アワー投稿者に届いた手紙 これまでと違う「最後の一文」にあらためて実感

伊藤 大介 伊藤 大介

3月31日に最終回を迎えたテレビ朝日の長寿番組「タモリ倶楽部」。人気コーナー「空耳アワー」の名物投稿者、相賀浩紀 (@torvatu)さんが最終回後、番組から届いた手紙をTwitterに投稿し、「本当に終わったんだなぁ」とつぶやきました。

相賀さんは最終回の空耳アワーに2作品が採用され、特製スタッフTシャツと手ぬぐいが自宅に届きました。同封された手紙は、これまで「またナイスな作品をお待ちしております」という文面でしたが、「長い間タモリ倶楽部をご愛顧いただき誠にありがとうございました」に変わっていました。相賀さんに聞きました。

こちらこそありがとう

相賀さんは空耳アワーに10年以上投稿し続け、採用されること93回。賞品として贈られた手ぬぐい、耳かき、Tシャツが山のようにあります。相賀さんは名物投稿者だからこそ、賞品とともに届く手紙の文面に変化に気付きました。

ーー手紙の一文が変わった時、どのように感じられましたか。

「『作品を待っています』という内容から『今までありがとうございました』という内容に変わってて『本当に番組が終わったんだなぁ』という気持ちでした」

ーー最終回では相賀さんが投稿した2作品(夕立 来る=賞品・手ぬぐい、閉園 待ってんだ=賞品・Tシャツ)が採用されました。

「『最後に1ネタでも採用されたら嬉しいな』と思っていたので、2作品も採用していただけたのでとても嬉しかったです。
しかも1ネタ「閉園待ってんだ」はTシャツ評価で、タモリさん、安齋さん、ゲストの方々の反応も良かったので、それも嬉しかったですね」

ーー手紙の文面を変えたタモリ倶楽部スタッフの心配りをどう思いますか。

「『長い間タモリ倶楽部をご愛顧いただき誠にありがとうございました』に対して、こちらこそ10年以上楽しませていただいてありがとうございます、という気持ちですね」

相賀さんは10年を超える投稿生活で数多くの空耳アワー賞品を手に入れましたが、「売るつもりはない」とおっしゃっていました。この手紙もきっと大切な宝物になるんでしょうね。

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