SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(東京都江東区)は、高校生または大学生等の子どもがいる全国の40歳~59歳の男女1000人を対象とした「金融リテラシーと家庭の金融教育に関する調査2023」を発表しました。その結果、現時点での貯蓄額は、「500万円~1000万円未満」「100万円~200万円未満」などに回答が集まり、平均貯蓄額は「826万円」となりました。その一方で、2割弱の人が「0円」と回答したそうです。
2023年3月にインターネットで実施された調査です。
まず、「現時点での貯蓄額」を教えてもらったところ、「500万円~1000万円未満」(15.0%)、「100万円~200万円未満」(14.0%)、「1000万円~2000万円未満」(12.4%)などに回答が分かれ、平均貯蓄額は「826万円」となりました。その一方で、17.6%の人が「0円」と回答しています。なお、平均貯蓄額を年代別にみると、40代は「672万円」、50代では「1005万円」でした。
続いて、子どもに対し、「社会人になるまでにどのくらい貯蓄をしてもらいたいと思いますか」と聞いたところ、「100万円~200万円未満」(32.3%)、「50万円未満」(31.2%)、「50万円~100万円未満」(15.5%)などに回答が集まり、平均は「266万円」となりました。
次に、「子どもに投資に興味を持ってもらいたいと思いますか」と聞いたところ、66.1%の人が「興味を持ってもらいたいと思う」と回答。
また、「投資に興味を持ってもらいたい」と答えた661人に対して、「投資に興味を持ってもらいたい理由」を複数回答可で教えてもらったところ、「社会・経済の勉強になる」(43.3%)、「資産形成に役立つ」(40.5%)、「預貯金だけでは将来が不安」(35.7%)などが上位に挙げられ、投資に関する情報や知識を通じて、世の中の動きや経済情勢などについての理解が深まると考えている人が多いことがうかがえたそうです。
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【出典】
▽SMBCコンシューマーファイナンス調べ