女性が気になる髪のダメージは「パサつき」「うねり・くせ毛」 でも、ヘアケアをしない理由は「面倒」という人が35%も

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髪は女性の命…という言葉があるほど、女性にとって大切な髪の毛ですが、お肌と同様、年齢や環境、髪質によって悩みがさまざまあると聞きます。そこで、全国の20~50代の女性1022人に「年代別・髪のダメージケア」に関する調査をしたところ、気にしている髪ダメージは「パサつき・うねり・くせ毛」が上位を占めました。また、シャンプー以外に行なっているヘアケアとしては、約6割の人が「ヘアトリートメント」と回答したそうです。

『ヘアケア工房』を運営する近代化学株式会社(神奈川県海老名市)が、2023年3月にインターネットで実施した調査です。なお、回答者の年代の内訳は、20代(251人)、30代(256人)、40代(256人)、50代(259人)となっています。

はじめに、「自身が気になっている髪と頭皮のダメージ」を複数回答可で教えてもらったところ、「パサつき」(20代49.0%・30代57.4%・40代54.3%・50代47.1%)、「うねり・くせ毛」(20代43.0%・30代49.6%・40代55.9%・50代57.5%)が上位を占める結果となりました。

続いて、「普段、シャンプーの他に行なっているヘアケア」を複数回答可で教えてもらったところ、「ヘアトリートメント」(63.0%)、「ヘアオイル」(35.2%)、「洗い流さないトリートメント」(33.7%)が上位に挙げられました。

また、「特になし」と回答した507人に対して、「ヘアケアを行っていない理由」を聞いたところ、「何をすればいいかわからない」(40.3%)、「ケアするのが面倒」(35.9%)、「ダメージが特にない」(11.6%)といった回答が挙げられています。

さらに、美容室でのヘアケアについて、「ケアの頻度」年代別でみると、20~40代は「2カ月に1回程度」(20代33.3%・30代33.3%・40代38.1%)、50代は「1カ月に1回以上」(40.7%)が最多となっているほか、40代では「3カ月に1回程度」も同率で1位となっていました。

また、「美容室でのケア」について、複数回答可で聞いたところ、すべての年代で「ヘアトリートメント」(20代88.9%・30代88.9%・40代88.1%・50代85.2%)が最多となったほか、20代と30代では「水素トリートメント」(20代15.6%・30代19.4%)、40代と50代では「スカルプケア(炭酸スパなど)」(40代42.9%・50代40.7%)が2番目に多い結果となり、40代以降になると頭皮ケアに関心が高まることが読み取れます。

次に、「シーズン毎のヘアケア」について、複数回答可で聞いたところ、梅雨シーズン(夏)では「美容院で縮毛矯正をする」(35.5%)、紫外線シーズン(夏)では「紫外線対策できるアイテムを使う」(38.4%)、乾燥シーズン(冬)では「乾燥対策できるアイテムを使う」(36.5%)がそれぞれ最多となり、対策アイテムを活用しているほか、セルフケアには限界があるために美容院でのヘアケアも見受けられます。

また、2番目に多かった回答はどのシーズンも「シャンプーを変える」(梅雨シーズン32.1%・紫外線シーズン32.4%・乾燥シーズン31.8%)でした。

最後に、「シーズン毎で必ず購入するヘアケア製品がある」と回答した841人に対して調査をしたところ、「春はある」(22.8%)、「夏はある」(53.5%)、「秋はある」(27.2%)、「冬はある」(48.7%)と、紫外線や乾燥といったダメージを受けやすい夏と冬が多い結果となりました。

また、「必ず購入しているヘアケア製品」については、「頭皮用日焼け止めスプレー(20代/夏はある)、「UVカットのヘアスプレー」(30代/夏はある)、「頭皮のクレンジングができる製品」(40代/夏はある)、「しっとりタイプのオイル」(20代/冬はある)、「保湿トリートメント」(20代/冬はある)、「香りがいいもの」(40代/秋はある)、「スタイリング剤(寝ぐせ直し)」(40代/春はある)などの声が寄せられ、夏は湿気や紫外線、冬は乾燥対策など、目的に合ったヘアケア製品を選んでいることが分かったそうです。

   ◇  ◇

調査を実施した同社は「これからの季節は湿気や紫外線、冬になると乾燥など、季節によって髪が受けるダメージが変わるために、年齢・悩みごとにケア方法を変えるのはもちろんですが、季節によってもケア方法は変えるべきです」と述べています。

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