「居るはずがない場所で犬に会った飼い主と、見られるはずではなかった場所で飼い主に会ってしまった犬の沈黙の時間」というひと言とともにTwitterに投稿された写真が注目を集めました。確かにこれは気まずい…!!
写真には「立ち入り禁止」の場所であるはずの階段で飼い主さんに出会ってしまい、立ちつくす柴犬さんの姿が写っています。何ともユーモラスなこの写真を投稿したのは「柴犬もも」(@momonosekaiii)さん(以下、飼い主さん)。階段の真ん中でうっかり飼い主さんに遭遇してしまったワンちゃんのお名まえは「もも」ちゃんといい現在4歳になる柴犬さんです。
ツイートを見た人からは「探検しに2階へとやって来てしまった感じですかね?笑 ももちゃんの言い訳としては、マ、ママが心配で見に来たんだけどと申しておりそうです」などと、ももちゃんをかばい、その心の声を代弁する人からのコメントも届いています。
見ている側としては思わず笑ってしまいそうなユーモラスな瞬間ですが、当事者である飼い主さんとももちゃんにとっては「どうしたら」という事態ですよね。この後はどうなったのでしょうか?飼い主さんにお聞きしました。
ふだんは閉じられている階段へのドアが開いていて…「足音も立てずにソローッと上がってきたよう」
――ふだんはどんな性格の柴犬さんですか。
ももは、ふだんおとなしい性格です。風の音や葉っぱが舞う音にも驚くような、ちょっとビビりな一面もあります。
――写真を撮影した時のことを教えてください。
ふだん、階段は安全面を考えて使用できないようにしています。ドアがありいつも閉めているので階段は飼い主が一緒のときでないと使えないのですが、私が2階にある洗濯物を取りに行こうとした時にドアを開けっ放しにしてしまったようで……。ももは足音も立てずにソローッと上がってきていたようです。下に降りようとした私と鉢合わせしたときに撮影した写真になります。
――階段ではちあわせしたときのももちゃんの様子は?
私を見て、ももは固まっていました…きまり悪そうに目を逸らしていましたが、その後、私に抱っこで抱えられて一緒に1階にあるリビングまで帰りました。
――投稿が拡散しました。
どうしてここまで反響をいただいたのか正直わからないのですが、皆さん優しいリプライやいいねをくださり感謝しています。コメントは全部読ませていただきましたが、皆さん、気まずいももの気持ちを表現してくださり読んでいて楽しかったです。
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ももちゃん、言いつけを守らなかったのに飼い主さんに抱っこしてもらって階下のリビングに戻ることができて良かったですね。アカウントのタイムラインには飼い主さんが二度寝しないよう監視したり、WBCの日本優勝に大盛り上がり中の飼い主さんの横で静かに微笑んでいたりするももちゃんのほのぼのとした日々の様子が投稿されています。
■柴犬もも|@momonosekaiii