カードローンの審査通過率が高い人はどんな人? 未婚者や住宅ローンを利用している人が高い傾向に

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

R&C株式会社(東京都港区)は2022年11月、同社が運営する『R&Cマガジン』にて2019年~2022年の期間に、カードローンの申し込みを経験したことがある全国の20~60代の男女500人を対象とした「カードローンの審査」に関する調査をインターネットで実施しました。その結果、カードローンの審査通過率については、未婚者や住宅ローンを利用している人が高くなっていたことが分かりました。

まず、「カードローンを申し込んだ目的・理由」を教えてもらったところ、最も多い回答は「生活費」(213人)でした。次いで、2位「レジャー資金」(87人)、3位「車の購入・整備費」(69人)、4位「借入金返済資金」(57人)、5位「冠婚葬祭」(42人)が続き、カードローンを申し込む多くの人にとって、生活費をどうするかが重大な関心事となっていることがうかがえました。

では、実際に審査に通っている人の割合(審査通過率※)はどのくらいなのでしょうか。はじめに「年代別」で調査したところ、「20代」は76.3%、「30代」は80.8%、「40代」は92.7%、「50代以上」は80.4%とすべての年代で審査通過率は過半数を超えており、特に40代で通過率が高くなっています。
※【注】本調査結果でいう「審査通過率」とは、(カードローンの審査に通った人数÷カードローンを申し込んだ人数)×100で表したものです。

続いて、未婚・既婚でカードローンの審査通過率に違いが出てくるのか調べたところ、「未婚者」の審査通過率は87.2%なのに対し、「既婚者」の審査通過率は81.9%となり、未婚者の方が既婚者よりも審査通過率が5pt以上高い結果となりました。

最後に、住宅ローンの利用・不使用で、カードローンの審査通過率にどのような差が出てくるのを調査したところ、「住宅ローンを利用している人」の審査通過率は96.1%なのに対し、「住宅ローンを利用していない人」では審査通過率が70.2%と、住宅ローンを利用している人の方が、審査通過率が26pt以上も高くなっていることから、「持ち家があること」や「住宅ローンを返済している」という支払い実績が、カードローンの審査に影響を与えていることがうかがえました。

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【出典】
▽R&C株式会社調べ/R&Cマガジン
https://www.randcins.jp/fin/

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