ジャニーズのライブに参加した50代母親、推しと目が合ったのにこじらせオタク発動 「こんなオバサン認知されたくなかった」発言が共感呼ぶ

黒川 裕生 黒川 裕生

50代の母親と初めてジャニーズのライブに行った経験を綴った漫画が、Twitterで多くのオタクの心を撃ち抜いている。「推し」のメンバーがせっかく近くの通路まで来て笑顔を向けてくれた(多分)のに、当の母親は「こんな汚いオバサン、認知されたくなかった!」と卑屈さ全開で、帰り道でも「アイドルってあざといね…」と終始ぶつぶつ言う厄介な“こじらせオタク”ぶりを発揮。しかし時間が経つにつれて「実は思わず目をそらしちゃった」「もったいないことをした」と後悔を口にし始め、寝る直前になってようやく「また次も行きたい」と本音を漏らす姿に、「可愛すぎる」「めっちゃわかる」「オタクに歳は関係ない」と反響が続々と寄せられたのだった。

漫画を投稿したのは、食欲さん(@okibana2)。2022年10月にデビューしたジャニーズ事務所の「Travis Japan(トラジャ)」にハマった母親から、「1人で行くのは恥ずかしいから、あなた(食欲さん)の付き添いを装って参加したい」と頼まれ、2人で出掛けたという。

食欲さんに当日の様子などを聞いた。

—お母さまがトラジャを好きになったきっかけと、差し支えなければ近くまで来てくれた「推し」について教えてください。

「母はYoutubeをきっかけにトラジャを知って、ダンスと歌唱力の高さに惹かれてファンになったようです」

「近くまで来たのはリーダーの宮近海斗さんです」

—「認知されたくなかった」という動揺こじらせオタク仕草に思わず笑ってしまいましたが、横で見ていて食欲さんはどう思われましたか?

「てっきり素直に喜ぶものだと思っていたので、意外な反応が返ってきて驚きました。しかし、私もオタクなので動揺する気持ちは少しわかりました」

—お母さまはトラジャと出会うまで、他にも「推し活」のようなことはしていましたか? それとも、急に「推し」ができて自分でも戸惑っているような感じでしょうか?

「母は今まで嵐の大野くんのファンでしたが、コンサートに行ったことはないので、推しとここまで接近したのは初めてのようでした。『やっぱり画面越しより生のほうがかっこいい』と言っていました」

—親子でライブに行くのは楽しそうだなと羨ましく感じました。今後お母さまの「推し活」に、どうお付き合いしていこうと考えていますか?

「母親に夢中になれるものがあると私も嬉しいので、温かく見守っていきたいです」

始まる前は「こんなオバサン絶対浮いてる」「もう帰る」と弱気だったお母さまをここまで変えてしまうトラジャ。推しがいる世界は今日も美しい。

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