2024年卒の大学生のみなさんは、入社後にどのようなポジション目指したいと考えているのでしょうか。全国の大学生の男女415人に調査をしたところ、入社後に目指したい役職・ポジションは「役員」「社長」などに回答が集まりました。また、新卒で入社した会社で働きたい期間は、3割強の人が「20年以上または定年まで」と回答したそうです。
株式会社プレシャスパートナーズ（東京都新宿区）が、「就活生のキャリアプランに関する意識調査」と題して、同社の就職イベント『WinC Audition』に参加した大学生を対象に2022年9月～12月の期間にインターネット上にて実施した調査です。
まず、「新卒で入社した会社で目指したい役職・ポジション」を聞いたところ、「役員」（27.2%）、「社長」（26.8％）が上位を占め、合算をすると54.0%の学生が会社を経営するポジションを目指したいと考えていることが分かりました。
なお、それぞれの回答について、「役員を目指したい」と回答した学生からは「トップをサポートする立場にやりがいを感じているから」「キャリアはできるだけ高い所を目指したい。ただ、社長になると責任感が大きいので役員までは目指してみたいから」「社長になりたければ自分で起業すると思う。それを除いて1番上が役員だから」などの声が寄せられました。
また、「社長を目指したい」と回答した人からは「トップとして結果を出し続けて成長し、できるだけ多くの方に大きな影響力を与えたいから」「働くのであれば、一番上を目指したいから」「最終目標は高く設定していないと､少しの成長で謙遜や誠実さを失ってしまうと思うから」といった声が寄せられたそうです。
次に、「新卒で入社した会社で働きたい期間」を聞いたところ、「20年以上または定年まで」（33.3％）が最も多く、次いで「5年～10年未満」（28.2％）、「10年～20年未満」（20.7％）と続き、これは同社が2022年卒の学生を対象に実施したアンケート調査時と、ほぼ同じ結果だといいます。
なお、「20年以上または定年まで」と回答した学生からは「今の社会では転職なども当たり前になってきているが、やはり長くそこの会社で貢献や働きがいを見出したく考えているから」「転職に対して抵抗がある。安定して働きたいから」「好きな会社なら長くその会社のために働きたいから」などのコメントが寄せられました。
その一方で、「5年～10年未満」と回答した学生からは「将来独立を考えているから」「その会社が自己実現につながっているならば何年でも働こうと思うが、まずは5年以上働いて、その業界、職種のことを知ることを目標としているから」「今の時代キャリア展開をしていく上で、転職を繰り返してキャリア形成をすることが普通になりつつあり、自分自身もそうしていきたいと感じているから」といった意見が寄せられたそうです。
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調査を実施した同社は「新卒入社の社員が定着・活躍し、役員や社長を目指して働き続けられるよう、採用活動の中でミスマッチを防ぐ取り組みが重要であると考えられます」と述べています。
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【出典】
▽プレシャスパートナーズ調べ
