不動産会社のプロに聞いた…一人暮らしで「妥協できる条件・設備」 妥協できる条件1位は「築年数」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

新年度が近づき、一人暮らしのための部屋を探し始めている人も多いのではないでしょうか。不動産会社で働く全国の男女632人に「一人暮らしで妥協できる住まいの条件・設備」を聞いたところ、妥協しても問題ないと思う条件の1位には「築年数」が挙げられました。また、設備の1位は「追焚き機能付きバス」が挙げられたそうです。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社(東京都大田区)が、同社の加盟店で働く男女を対象として2022年10月にインターネット上にて実施した調査です。

調査の結果、「一人暮らしの住まい探しで妥協しても問題ないと思う条件」で最も多かったのは、「築年数」(20.5%)でした。以下、「外観のデザイン」(15.9%)、「建物構造(RC造、SRC造、木造など)」(10.6%)、「方角(南向きなど)」(8.2%)、「マンションかアパートか」(6.6%)、「入居時期」(6.1%)と続きました。

なお、それぞれの回答については、以下のようなコメントが寄せられたそうです。

▽築年数が古くても、管理体制やリフォームなどできれいな物件はあるから(築年数)
▽古くても耐震補強をしているところが増えた(築年数)
▽外観のデザインはあまり生活に支障がない(外観のデザイン)
▽セキュリティーや住みやすさを優先したほうがいい(外観のデザイン)
▽最近の建物は木造でも耐震性能や防音性能が良くなっており、鉄筋、鉄骨、木造の違いがなくなっている(建物構造)

   ◇  ◇

続いて、「不動産のプロが妥協しても問題ないと思う設備」では、「追焚き機能付きバス」(22.2%)が最も多く、次いで「IHクッキングヒーター」(9.8%)、「シューズボックス」(8.3%)、「2口以上コンロ」「ウォークインクローゼット」(いずれも5.6%)、「インターネット接続料無料」(5.0%)が続きました。

なお、それぞれの回答については、以下のようなコメントが寄せられたそうです。

▽シャワーのみの人が増えていると思う(追焚き機能付きバス)
▽一人暮らしなので追焚き機能は不要(追焚き機能付きバス)
▽ガスでも調理はできるから(IHクッキングヒーター)
▽シューズラックなどで工夫はできる(シューズボックス)
▽単身であれば一般的には大型の靴箱やシューズクローゼットが必要なほど靴を持っていないと思う(シューズボックス)

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