「猫団子のとかし方」“解凍”されていく、まん丸猫が話題 最後は…どうなるの?「15分!我慢できない」「これは解凍しすぎか!?」

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「猫だんごのとかし方。」とコメントを添えて、動画をインスタグラムに投稿した心福さん(@kofuku.___)。そこに映っていたのは、しだいにとけていく猫団子! “解凍”できるなんて知らなかった…いったいどうやって? 2万超のいいねがついた話題の動画について、飼い主さんに聞きました。

「こんなキレイな猫団子は初めて見ました!」

動画の猫団子は…元保護猫の心福(こふく)ちゃん。1歳(推定)の女の子です。飼い主さんによると、団子のようにまん丸になって眠る心福ちゃんを“解凍”していく様子を撮影したとか。

「まん丸 めちゃくちゃかわいい」
「こんなキレイな猫団子は初めて見ました!」
「自然解凍はむずかしいですね」
「解凍できるの知りませんでしたーやってみます!!!」
「15分!我慢できない」
「安易に触っちゃいます」
「解凍しすぎましたね笑」

“解凍”されていくまん丸の心福ちゃんの様子に驚く人たちやキュンキュンする人たちが続出しています。多くの人たちの心をわしづかみにした心福ちゃん。どうして“解凍”されちゃったの? 撮影時のことを、飼い主さんに聞いてみました。

「みたらし団子」になった猫 どうして“解凍”するの…?

――きれいなまん丸の猫団子ですね!

「はい。いつも隙間なくみっちり!にまん丸です。ほっぺも柔らかくて、みたらし団子みたい!と言われたこともあって、アンモニャイトではなく猫団子と呼んでます」

――とかし方ですが…「ふわふわで猫ちゃんの周りを包む」とは。

「これは冬の人間用枕カバーを2つに折りたたんで、間にミニカイロを1枚貼り付けています。寒いよー(猫団子)!の時に、ふわふわで包むと、動画のように快適ホカホカー!で、最後はぺっちゃんこになります」

――なるほど。心福ちゃんが猫団子の時は寒がっているわけですね。だから、ふわふわで温めて“解凍”してあげると。

「そうです。この猫団子は警戒心が強く、ふわふわラップを上から被せたり、周囲をぐるっと包んだりできません。なので、背中部分だけに、カイロ入りのふわふわをそっと当てるだけです。ゆっくりと温かさが伝わるので解凍に少し時間がかかります。いつも解凍し過ぎてしまうので、ぺっちゃんこになってしまいますが...」

――“解凍”するのは、寒そうに寝ている猫団子のときだけ?

「そうですね。猫団子が出現したら、いつもこうして解凍してるんです。心福はモフモフした布の上や猫用ちぐらのようなベッドでは警戒して一切寝ません。飼い主の脂肪たっぷりの膝の上なんてもってのほか。なので、寒そうに猫団子になっている時は、風邪を引かないように、この方法で温めます。温まってくると気持ち良さそうに肉団子が少しずつ解凍されていくので、その姿を見てるのがとても癒しです」

――そんなかわいく眠る心福ちゃん。普段はどんな猫ちゃん?

「元野良猫なだけあって、人はもちろんいろんな物への警戒心はレベル強です。今は飼い主には超甘えん坊でストーカー猫。心福のくつろぎ方は独特で、フロアマットにツチノコのようにぺっちゃんこにへばりついてます。また寝てる時に手や足が1本だけ、すごい方向に向いてたりするので、猫の中でも体がかなり柔らかいんだと思います」

――身寄りのない野良猫や保健所や愛護センターに収容されている猫などを保護し、里親さんを見つける「猫シェルター」を運営するアニマルエイド出身の元保護猫ちゃんとのこと。おうちにお迎えしようと思ったのは。

「もともと猫や犬が好きで、SNSなどでかわいい投稿を見ていくうちに、猫の殺処分の実態を知りました。微力ながら私にも救える命があるなら、保護猫をお迎えしたいと思ったことがきっかけです。今となっては、私が心福に幸せにしてもらっている。私と一緒に暮らしてくれてありがとうという想いでいっぱいです。保護猫・犬をお迎えするということが、日本でももっと普通のこととして認識されてほしいですね」

最後に猫団子のとかし方の手順をご紹介します。

「猫団子を見つけたら」→「安易に触らず、なめ回すように眺めてから」→「ふわふわで包む」→「15分ほどで解凍できる」とのことです!

心福さんのInstagramアカウント(@kofuku.___)

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