跳び箱23段世界記録保持者で、たこ焼きが大好きというパフォーマーの池谷直樹さん。好きが高じてついに、たこ焼きキッチンカーまで始めた。大阪の名店「くれおーる」が監修し、美味しいと評判のたこ焼きの名前はズバリ「池谷直樹の跳びたこ」だ。取材した。
本場大阪のうまいたこ焼きの味を関東に広めたい
大阪育ちの池谷直樹さんは、お好み焼き店でアルバイトをしていたこともあるほどの粉もん好き。なかでも「たこ焼きには目がない」という。そんな池谷さんが食べ歩いた経験から「これぞ」と思ったのが大阪・道頓堀の「くれおーる」のたこ焼きだった。「ぜひ、大阪たこ焼きの美味しさを関東でも知ってほしい」と思い立ち、それが今回の「たこ焼きキッチンカー」の夢へとつながったのだ。
知人を通して、くれおーるの加西幸浩社長と知り合い、そこでスタッフとともに、たこ焼き修業。作り方はもちろん、様々なノウハウまで教わったそうで、池谷さん自身も当然のことながら実際に焼くこともできる。くれおーる監修のもと、運営にこぎつけたのは2022年9月のこと。そして、今年1月から本格的にキッチンカーが作動し始めた。
跳び箱世界記録にちなんだ「池谷直樹の跳びたこ」
池谷さんと言えば、跳び箱23段世界記録保持者だが、17年間の体操選手生活を終えた後はパフォーマーとして「サムライ・ロック・オーケストラ」などエンターテイメント業界に携わる一方、起業家としての顔も持っている。キッチンカー構想は数年前から練っていたいたようで、ようやく実現。開業するにあたっては「池谷直樹の跳びたこ」と、とっておきのネーミングとなった。
まずはインパクトのある派手な外観が目を引く。キッチンカーの中には24個焼ける焼き器が4台。材料は、くれおーるから仕入れている。池谷さん自身、このキッチンカーに入り、実際にたこ焼きを焼くこともあるという。間近で触れ合えるのはファンにとっては感動ものかもしれない。
気になる「跳びたこ」のメニューは、4種類。ソースにこだわり、懐かしい味もする「オリジナルソース」(6個600円、8個700円税込)をはじめ、冷めても美味しいカツオ風味の「出汁しょうゆ」やレモンが効いた「ねぎ塩レモン」、クセになる美味しさと評判の「トリュフ塩」がある。そして、何と言っても目玉は、これ。跳び箱23段世界記録にひっかけたおトクなパック「オリジナルソース」(23個2000円税込)だ。
ウワサの池谷キッチンカーは現在、主に関東方面で展開している。実際に「跳びたこ」を味わった人からの評判は上々だとか。運がよければ、池谷さんが実際にキッチンカーに乗り込み、焼いている姿が見られることもある。ちなみに、今後の出店予定は、公式のホームページやTwitter、Instagramなどで確認ができるとのことだ。
◇「池谷直樹の跳びたこ」公式ホームページ https://tobitako.net/
◇ Twitter @iketanitobitako
◇Instagram @iketaninaokitobitako