カメラマンが「走っておいで」と声を掛けたら…躍動感ある家族写真が大反響 「嬉しい、楽しいが伝わってくる!」

渡辺 陽 渡辺 陽

記念写真といえば、正装して、緊張した面持ちでパシャッと撮影!というのが一般的ですが、カメラマンのマスダヒロシさん(@Masuda_H)がTwitterに投稿した写真はひと味違う…。

「走っておいで!と声掛けたら家族全員走ってきた。違う違う そうじゃ そうじゃない」

家族3人で楽しそうに走っていて、主役の子どもは満面の笑み! これが記念撮影? 一体どうしたらこんな風に撮れるのでしょうか。

マスダヒロシさんにお話を聞きました。

—七五三の撮影だったのですか。

「そうです。主役は3歳の女の子でした」

—スニーカーを履いていますよね。

「いわゆる“昔ながら”の七五三らしい写真を一通り撮影し、本殿での御祈願を終えた時に楽な履物への履き替えをご提案します。子どもは草履に慣れていないことが多く、足の指を痛めたり、普通に歩いていても捻挫や転倒をしたりすることがありますから」

—カメラに向かって一直線に走ってきたのですか。

「私の声かけにすぐに応えてくれる元気な子でした。お父様は、お子様が転ばぬよう補助するために一緒に走ってこられたのだと思います」

—カメラの側にどなたかいらしたのでしょうか。

「実はこの時、私の背後にお祖母様がおられて、私と一緒にお子様に声をかけてもらいました。よく見知った人に声をかけてもらうと、お子様のノリも良くなるからです。その場合、目線がお祖母様の方にいくこともあるのですが、この子はカメラを見て走ってくれたので、視線を真っすぐに捉えられ、楽しい写真になったと思います」

—こういう写真もいいものですね。

「私の場合、まず基本的な写真をしっかり撮影し、それを押さえた後で遊び心のあるものを撮るようにしています。とはいえ、毎回走ってもらうわけではありません(笑)。子どもにとって撮影は時にストレスになります。良い写真を撮ることも大事ですが、お子様の負担にならないことが最優先ですので、元気な子、おとなしい子、それぞれの子どもに合った撮影を心がけています」

リプ欄には、
「主役は、よく見ると走りやすそうな履き物だな!笑」
「嬉しい、楽しいが伝わってきます。いい思い出になったんだろうなぁ」
「何が良いって、子供の目線はカメラなんだよ。でも親の目線は、子供に向いてるんだ。我が子を見守ってる感が、めちゃくちゃ尊い」
というコメントがたくさん寄せられ、「いいね」は16.4万件にもなりました。

まさに、「君を逃せない〜」写真でしたね!

マスダヒロシさん撮影の写真は、Instagramでもご覧になれます。

https://www.instagram.com/masudahiroshi/

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