冷たそうだけど中はぬくぬく!? かまくらでくつろぐ北海道の猫さん 実は北欧出身で寒さに強い

渡辺 陽 渡辺 陽

冬が来て、コタツに入ったりストーブで暖を取ったりしてぬくぬくしている猫も多いのではないでしょうか。北海道に住むピッケノルウェージャンさん(@pikke_nyan)が飼っている猫はなんと、降り積もった雪でかまくらを作ってもらって喜んでいるのです!

「ぼく専用のかまくら」というキャプションをつけてTwitterに投稿されたピッケくんの画像。かまくらの中にすっぽり入ってくつろいでいます。

その画像を見た人からは、

「すごいですね!スッポリ入っていてw冷たくないのかな」

「勝ち誇った顔してるぴっちゃん可愛いねー」

「凄い!立派なかまくら。ピッケちゃんも嬉しそうですね」

というリプライが寄せられました。

こんなに寒さに強い猫がいるのでしょうか。飼い主さんにお話を聞きました。

ーーこの時、積雪は何cmくらいだったのですか。

「札幌市在住なのですが、先日大雪に見舞われて50cmくらい積もりました。雪を捨てている雪山は1m以上あったので、そこに穴を掘ってかまくらを作りました」

ーー早速入ったのですか。

「初めのうちは様子を伺っていましたが、もともとダンボール箱など狭いところに入るのが好きなので、喜んで入ってくれました!」

ーーすっぽり入っていますが、寒くないのでしょうか。

「かまくらの入口は20cm程度ですが奥の方は40cmくらいあり、ちょうど猫がすっぽり入れる大きさなんです。風を防げるので中は若干暖かいと思います」

ーーノルウェージャンフォレストキャットは寒さに強いのでしょうか。

「はい、原種はノルウェーの猫で、北欧の厳しい寒さに耐えられるよう毛はダブルコートの長毛になっています。雪原を歩くため脚の指の間にも毛が生えていて、かんじきの役割もすると言われています。北欧神話では雪の中を女神のソリを引く猫として登場します。あと、バイキングの船のネズミを捕るために飼われていたとも言われています」

ーー夜はライトアップされたのですね。

「かまくらにLEDライトを設置したら、ライトにじゃれて遊んでいました」

ーー待っている飼い主さんは大変でしょう。

「ピッケはしばらく中でくつろいでいましたが、私が寒くなってしまったので10分程度で家に連れて帰りました」

ーー大きなかまくらを作って一緒に入れるといいですね。

「ぜひ作って一緒に入ってみたいです!でも、人間も入れるような大きなかまくらを掘るのはとても大変なので、余力があれば考えてみます」

大自然の中で思いっきり雪遊びができるなんて、ピッケくん幸せですね!

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