「ダンボールキッチン完成 主にオムツのダンボールで出来ています 娘大喜びで何故かずっと納豆チンしてた。 レンジにはダイソーのセンサーライトつけたよー! キッチン道具が無さすぎて映えない 笑」
思わず、二度見してしまった段ボールキッチンを作ったのは2歳の女の子を育てるもず子さん。「ここまで本格的な段ボールキッチン初めて見た!」「どの辺がダンボールなんや…いや、全部ダンボールらしいけど…」「このクオリティで手作りとは!!!」「クリスマスプレゼントに作りたい」などその完成度の高さとママの腕を褒め称える声が届きました。
製作秘話やダンボールキッチンで遊ぶお子さんの様子などをもず子さんに教えてもらいました。
製作期間2週間、製作費3000円
――なぜ、段ボールキッチンを作ることに?
「娘がテーブルの上で、フライパンのおもちゃを使って遊んでいたのを見て、キッチンをプレゼントしたくなりました。本当は既製品の木製キッチンが欲しかったけど、値段が高い…段ボールなら調達しやすいし、子供が飽きたら廃棄できると思って、作ることにしたんです」
――どれぐらいの期間で完成しました?
「作ろう!と思って、段ボールを調達してからが長かったです。形から入るタイプなので、材料揃えて満足してしまい、2〜3カ月放置してました(笑)。真面目に作り始めてからは2週間くらいで完成しましたが、娘が夜寝てからしか作業を出来なかったし、制作中もすぐ休憩するし…。何回も脱線してようやく…って感じです。ダンボールが散らかっている状態だし、娘の遊ぶ姿も早く見たいし、やらなきゃいけない、と頑張りました」
――段ボールは、どれぐらいの大きさのものですか?ツマミや引き出しも本格的ですよね。
「主に使ったのは、紙オムツの段ボール。足りない分は、薬局に貰いに行きました。 ツマミ部分はホームセンターで売っていたコルク(たぶん瓶の蓋)です。カッターで切ってアクリル絵の具で塗りました。あとは全て百均。シンクはステンレスバット、水道はシャンプーのポンプです。引き出しの取っ手は回すことのできるものを探しました」
――コンロの下には電子レンジも!
「はい、レンジにはダイソーのセンサーライトと電化製品コーナーにあったターンテーブルを取り付けました。全部で材料費は3000円ほどです」
――作る際には、設計図はあったのですか?
「設計図的なものを少し描きましたが 設計図とは全然ちがう仕上がりになってるので意味はなかったです(笑)。サイズも、娘を立たせて丁度いいサイズぐらいで適当に切り出しました。 頭の中で想像しながら切ってしまうので、追加でダンボールが必要になったり、サイズが合わなかったり。組み立てる時、苦戦しました…」
――初めて見た時、えっ、コレが段ボールと二度見しましたが、こだわった点は?
「段ボールは最低でも3枚重ね。 段ボールだとわからないようにしたいなら、リメイクシートを貼る前に工作用紙を両面テープで貼ると、段ボール面にある波がなくなって、綺麗になります。組み立てる際は、接着部分だけ工作用紙+リメイクシートを剥がして接着する必要がありましす。そうしないと浮いてきたりして、強度が落ちます」
――娘さんは、段ボールキッチンを見て、どんなリアクションを?
「朝起きた時に置いてあったらびっくりするかなーと思ってこっそり設置しておきました。「きゃーーーっ」とすごく喜んで、まずシンクで手をゴシゴシー。 レンジのセンサーライトに気付いてからはずっとレンジでチンして遊んでました。 中もくるくる回せるようになっているのでずっとハマってます」
――そんなに喜んでもらえたら、作った甲斐がありますね!
「はい!段ボールでおもちゃを作るのは初めてで、作業中にカッターでうっかり足を切ったり、指にマメを作ったりしましたが、夜更かしして頑張ったのが報われたなーと思いました。我が家の絵本棚も段ボールで出来ています。なんでも自分で作りたい性分なんです」
――「クリスマスプレゼントに作りたい」という声もありましたが
「やる気と時間があれば誰でも作れると思います!」
余った段ボールを捨てようと思っていたものの、おままごと用にミニテーブルを追加制作したそうです。笑顔いっぱいで楽しそうに遊ぶわが子を目にしたら、いろいろなものを作りたくなっちゃいますね!