ケーキを奇数個に切り分ける時、みなさんはどんな方法を使いますか?
目分量でなんとなく?定規を使って慎重に?驚きのワザでケーキを五等分した、天才小学生がSNSで話題になっています。
「バウムクーヘンを5つに切るミッションを与えられた息子(小4)。なぜかキッチンペーパーを半分に折り、また半分に折り、さらに半分に折り。折り目を重ねて五角形を作り、その角のところで切った断片を基準にして5個に切り分けた。」
この天才的なアイデアは、アニメ「はなかっぱ」のワンシーンから着想されたものだといいます。
「つねなり」というキャラクターが、アルミホイルを折ってケーキを7等分にする描写があり、これを応用したんだとか。
投稿に対しSNSユーザーからは
「5等分と応用出来てるところが優秀」
「着想〜妄想〜応用力〜凄い」
「紙を半分:2等分、さらに半分:4等分、さらにで8等分となってからの、5等分に必要ない3カ所の部分は遊ばせて、必要な箇所のみを活用して課題を見事に達成したところ。ここの気付きが素晴らしい。」
と多くの反応が寄せられています。
投稿主のshinshinoharaさん(@ShinShinohara)にお話を聞きました。
ーー面白いアイデアを実践された息子さん。普段から好奇心旺盛なのですか?
shinshinohara:分野に限らずいろんなことに興味を持ち、遊びと学びの区別がありません。特に算数(数学)が好きで、以前、既知のものでしたが素数の見つけやすい式を発見しました。
ーー数字が得意なんですね!バウムクーヘン5等分のミッションを与えられた時の息子さんはどんな反応でしたか?
shinshinohara:分度器とか三角定規を持ち出して色んな方法を試そうとしていました。途中ではなかっぱのシーンを思い出したらしく、キッチンペーパーを欲しがりました。そんな方法があったのか、と驚きました。思わず写真を撮りました。
ーー多くの反応が寄せられていますがいかがですか?
shinshinohara:みなさんが驚いてくれて、また新たな工夫や発見を試みたいと思ったようです。そうして驚いてくれる大人がいると、子どもの意欲は高まると思います。ところで、「ほめてあげて」「伸ばしてあげて」というコメントを複数頂きました。しかし我が家では、「ほめる」と「伸ばす」をしないことにしている、と返事しました。大人が工夫・発見・挑戦に驚いて面白がることで、成長していくんじゃないかと考えています。
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shinshinoharaさんは、「『ほめる』『伸ばす』をやらない理由」というタイトルでブログも公開されています。
子どもの学びの意欲を高める工夫が紹介されているので、是非チェックしてみてくださいね。
「『ほめる』『伸ばす』をやらない理由」:https://note.com/shinshinohara/n/n35fb0e16b2e6