友人の作文にメロディーを付けた曲の意外なカッコよさがSNS上で大きな注目を集めている。
「『友人が高校生の時に数分で書かされた文章』をそのまま曲にしました」と件の曲を紹介したのはSNS、YouTube上で作曲活動をしているにほしかさん(@niho_sika)。
作文は「部屋に照らされた光」というタイトルで、パソコンゲームに明け暮れた陰鬱な夏休みの思い出をつづったもの。急いで書かされたせいか妙に散文的なのだが、それが逆に詩的で、にほしかさんの奏でるボカロ的な切ないメロディー、サウンドととてもマッチしているのだ。
まさか夏休みの作文から誕生したとは思えないほどカッコいいこの曲に、SNSユーザー達からは
「『部屋に照らされた光』ってタイトルがきれい。自分だったら『光に照らされた部屋』から始まるなんの変哲もない平凡な文章書くだろうなって思うから」
「すごくこの文章書かれた人はセンスあると感じた。短編の詩集などを出したら国語の問題とかで使われそう」
「別に大したこと書いてないのに曲がかっこいいと神曲に聞こえる」
「ちゃんと光差し込むところでサビに入るあたりレベル高い…純粋に曲調も好きです」
などさまざまな角度から称賛の声が寄せられている。
にほしかさんにお話を聞いた。
ーーこの文章を書いたご友人はどんな方ですか?
にほしか:感情が豊かでリアクションが面白い人です!いつも何かしらのゲームをしています。
ーーこの文章で曲を作ろうと思われたきっかけをお聞かせください。
にほしか:数年前に友人から「先生に急かされながら書いた文章見て」と言われ、国語表現のプリントの写真を貰ったのを数日前に思い出しました。個人的に読んでて面白い文章だな~と思ったので、せっかくだから曲にしてやろうと思って制作に入りました。
ーー曲作りにあたり心がけたこと、表現したかったことをお聞かせください。
にほしか:「よくわからないけどエモい」と感じるような曲を作ること、口ずさめるようなメロディにすることを心がけました。
ーー今回の投稿への反応についてご感想をお聞かせください。
にほしか:めちゃくちゃびっくりしています。まさかここまで反応を貰えるとは思っていませんでした。
数々の佳曲を発表し人気を集めているにほしかさん。今後、この友人と共作すればさらなる飛躍が期待できるかもしれない。
にほしかさん関連情報
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