「誕生日のご飯何がいい?」→「自分でさばいた鯛がいい」小5男子の華麗な包丁さばきに驚きと称賛の声が続出!先生はなんとYouTube

鶴野 浩己 鶴野 浩己

大人顔負けの手際の良さで、大きな魚をさばいていく小学生の動画がInstagramで注目を集めています。

魚をさばいているのは、小学5年生の「たっくん」。この日は誕生日だったそうで、「自分でさばいた鯛が食べたい」と自ら腕をふるったそうです。

巧みな包丁さばきで見事な刺身盛りを完成させていく様子に、「すごい!」とネットが大注目。「世間一般の大人よりも上手い」「最高の食育。たくましいしかっこいい」「頭が下がる」と称賛の声が続出し、投稿は現在、3.4万件のいいねを集めています。

 

大人でも苦手な人が少なくない魚の下処理ですが、投稿主であるママによると、たっくんの魚さばきの先生はなんとYouTubeなのだとか!「無人島生活などのテレビ番組で釣った魚をさばいているのを見て興味を持ったみたいです。YouTubeで魚をさばく動画を見ていたので、『やってみる?』とアジを買ってきたのが始まりです」

もちろん最初から上手にさばけたわけではありませんが、うまくいかなかったところはYouTubeやネットで自分で調べ、どんどん上達していったそうです。

「はじめは『これなら下ろせるかな?』という魚を選んで買ってきていましたが、今では私よりも上手です(笑)。カツオのような大物から、身がやわらかくてさばきにくいスズキまで、いろいろ挑戦しています」

 

自分で魚をさばきはじめて約1年半。これまでに挑戦した魚の種類は、20種類以上にのぼります。もともと魚は好きだったというたっくんですが、自分でさばき始めてからは、回転ずしでもいろいろな魚を食べるようになったのだとか。魚に触れることが、食育にも役立っているようです。

とはいえ、ここまで上達したのは、挑戦の機会をつくって見守ってきたお母さんの存在も大きかったはず。「包丁を触らせるのは怖くなかったですか?」と尋ねると、「もちろん怖かったです!だけど、口も手もあまり出さない方がいいと思って、見ていないフリをしながら、近くでずっと様子を伺っていました」とのこと。

特に最初の頃はさばくのに時間がかかり、刺身など生では食べるのが難しい仕上がりだったため、下ろした身はフライにしたり煮つけにしたりして、食品ロスを出さないように気を付けていたそうです。

 

「でも今は、すごくおいしいお刺身にしてくれますよ!残った頭や骨、食べきれなかった刺身も、潮汁にしたり、お茶漬けにしたりして、家族みんなで残さないように味わっています。おかげで、私の魚料理のレパートリーも増えました(笑)」

今回の反響について伺うと、「子育てをしていると、正解がわからなくて不安になることがあるのですが、『素敵な子育てをしてますね』といったコメントをたくさんいただけて、すごく励みになりました。また『すごい!』という声もいっぱいもらって、たっくんも嬉しそうでした!」と笑顔で答えてくれました。

 

ちなみにたっくんが使っている包丁は、10歳の誕生日に自分でリクエストしたものだそう。鯛にしても、包丁にしても、リクエストのチョイスがなんとも渋い…!

 

そんなたっくんが次に挑戦したい魚は、高級魚のムツなんですって。

「子どもが、好きなことや得意なことを見つけるきっかけを作ってあげられたら。これからも、いろんな挑戦をサポートしていきたいなと思います」

 

たっくんのお母さんのアカウント「sakanasabakids」では、包丁を片手に、いろいろな魚に挑戦するたっくんの動画がたくさん投稿されています。大人でも参考になる包丁さばき、気になる人はぜひ覗いてみてくださいね!

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