小さな子どもは、大人が思いもよらないほどの行動力と知恵を持ち合わせているのかもしれません。ツイッターで松本ぽんかん@つわり漫画(@m_pon_kan)さんの投稿に注目が集まっています。
ぽんかんさんには4歳の娘さんがおり、「娘がいなくなった話」とマンガを投稿しました。
保育園の保護者会に来ていたぽんかんさんの元に、娘さんと留守番中の旦那さんから連絡が。「娘ちゃんがいない」「靴もない」その文面を見たぽんかんさんは顔面蒼白。不安から取り乱すぽんかんさんでしたが、ふと横を見ると保育士さんに抱えられた娘さんを発見したのです。なんと、娘さんは1人で保育園まで歩いてきたといいます。
ではなぜ1人で? 家事をしていた旦那さんは、どこかに行こうとする娘さんに「どこ行くの?トイレ?」と尋ねたところ、娘さんは「うん」と答え、トイレがある1階に下りて行きました。一瞬目を離した隙に靴を履き、踏み台を使って玄関の鍵を開け、家を出てきたといいます。まだ1人で外出したことはなく、家から保育園までの約400メートルをパジャマ姿のまま歩いてきたそうです。
この出来事を経て、ぽんかんさんは反省点として「娘さんに外出先を教え、それが(家からのルートが娘さんにも分かる)保育園だったこと」「娘の能力を侮っていたこと」を挙げました。当時のことをぽんかんさんに伺いました。
娘さん「ママに会いたくて来た」
ーー娘さんが無事でよかったです。普段から行動派なんでしょうか。
「好奇心旺盛で、何でも一人でやりたがります」
ーー保育園に来たのは?
「ママに会いたくて来たと言っていました。どちらかと言うとママっ子です」
ーー気が気でなかったと思いますが、出来事を受けてお気持ちは。
「(トトロの)メイちゃん現象って本当にあるんだなと思いました…。一人で歩いて来たこともそうですが、パパに本当のことを言うと止められると分かって咄嗟に『トイレに行く』と嘘をついてこっそり出かけたことに驚きました」
ーーその後、ご家族ではどんな話を。
「娘には小さい子が一人で出歩くとどういうことになるか懇々と説明しました。説教はしませんでしたが、戒めに『一人で出かけてはダメ』というポスターを書いて壁に貼ろうと提案したのですが、娘が『これ、ここ(玄関)に貼ればいいんじゃない!?』と言ったので玄関のドアに貼ることにしました(笑) パパはかなりショックを受けていたので責められませんでした(笑) その後、カギの上のチェーンロックをかけることにしました」
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投稿には「子育てしてるとこういうのは良くあるから、ドアの開閉の時に音が鳴るようにしておくと良いですね」「本当に一瞬で視界から消えるから怖い…」「読んでて腰が抜ける」「無事で良かったねぇ親からしたら背筋が凍るどころではない…」と肝が冷えた人のコメントが寄せられています。