「駅務室の流しに忍ばせたのは誰だー!」 タワシに擬態する栗に爆笑する人続出「びっ栗」「そっくり」

中河 桃子 中河 桃子

「誰だー!駅務室の流しに、山の栗を忍ばせたのは」とのつぶやきとともに紹介されていたのは、タワシが並んでいる様子。しかしよく見てみると…タワシの間に栗が紛れこんでいます。

これは間違えて触ってしまってもおかしくありません。あっと驚くツイートを投稿した主は、高尾山ケーブルカーを運営する高尾登山電鉄(@Takao_Tozan)。「たわしにそっ栗」「これはびっくりしますね!栗だけにw」「誰だ、栗の横にタワシ置いたのは!」「なんと言うトラップ!」など、リプライでは驚きとツイートを楽しむコメントでにぎわっていました。

手軽に登山できるとあって都民から親しまれている、神奈川県と東京都の県境にある高尾山。その山のふもとから中腹までを運行している高尾山ケーブルカーの担当者に話を聞きました。

「”絵本の『ごんぎつね』の1シーンのようだ”といったコメントも」

――ツイートしたきっかけは?

「ケーブルカー沿線の清滝駅付近に栗の木が1本ありまして、始業前に沿線を確認したところ、イガ栗を発見しました。Twitterに投稿しようと考えましたが、前年に同じようなツイートをしていたので今年は内容をちょっとひねってみました。

ちなみに、栗をタワシと間違えて触った職員はおりません。昼頃まで置いて様子を見ていましたが、結局誰も気づいてくれなかったので、その後ネタをバラしてツイートするに至りました。ちょっぴりさみしかったです(笑)」

――約7万のいいねがつきました。

「話題になり、とても嬉しいです。また、たくさんのコメントや引用リツイートに私自身楽しませていただいております。

栗のイガは想像よりも痛かったので、それを知っているコメントをくださった方は、子供の頃、近所に栗の木がある自然豊かな環境で暮らしていらっしゃったのかなぁと。

“絵本の『ごんぎつね』の1シーンのようだ”といったコメントもいくつか頂戴していたのですが、特に意識したわけではありませんでした。その着眼点は私としては盲点だったので、来年のネタの参考にさせていただこうと思っています」

――最後に、高尾山のオススメスポットを教えてください。

「高尾山は四季を通じて見どころの多い山です。これからは紅葉が見ごろを迎えます。例年11月中旬~12月上旬ですが、木々の様子を見ていると、今年は例年よりも少し早まりそうです。冬季は空気が澄んでいて、遠くまできれいに見渡せますよ。防寒対策を忘れずに、お越しください。

「高尾山駅前」のレストラン「高尾山スミカ」や、夏季限定営業の展望レストラン「高尾山ビアマウント」(6月15日~10月15日)では、ご当地グルメを多数ご用意しております。今の時期であれば、駅員の焼き芋が特にオススメですよ」

◇ ◇

過去にも、本物のミヤマクワガタを制帽に乗せてみたり、職員みずからがてるてる坊主にコスプレしたりと、おもしろエピソードでツイッターを盛り上げていた同社。今後も高尾山ネタに注目です!

■高尾ケーブルカー公式アカウント:@Takao_Tozan
■高尾登山電鉄公式HP:https://www.takaotozan.co.jp/

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